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エクスポート設定


この記事では、エクスポート設定について説明しています。エクスポートしたファイルの一部が伏せ字になっている場合は、エクスポート設定で一部情報をそのまま出力することが禁止されています。

エクスポート設定

エクスポート設定とは

個人情報/企業の重要な情報を含む恐れのあるカラムは、エクスポートする際にデフォルトで伏せ字になる設定となっています。この設定を変更するには、エクスポート設定を変更します。
エクスポート設定では、スケジュールレポートに対する設定と、その他のレポート/エクスポートに関する設定、これまでのレポートへの対応の3種類があります。

次の項目は個人識別可能情報 (Personally Identifiable Information, PII) とみなされ、エクスポート時/レポート生成時にエクスポート設定設定に従い、マスキング処理/削除/そのまま表示のいずれかの対応がなされます。
設定を変更する際は、Endpoint Central Cloud をご利用になる組織の 個人情報保護の方針/プライバシーポリシー や、取得している個人情報保護の認証等が定める基準に十分ご注意ください。(例: ISO/IEC 29100、EU圏内 - GDPR など)

  • コンピューター名
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  • メールアドレス
  • 電話番号
  • IPアドレス
  • 住所
エクスポート設定の設定/変更手順
  1. 管理タブ > セキュリティ設定 > エクスポート設定 (※ビルドによっては「設定をエクスポート」と誤表記されている場合があります) を開きます。
  2. エクスポート設定 および スケジュールレポートのエクスポート設定 それぞれを変更します。
    • 個人情報をマスク: 個人が特定できる情報のフィールドを伏せ字(例: abcd → ****)にします。
    • 個人情報を削除: 個人が特定できる情報のフィールドは空欄になります。
    • 個人情報を保持(アクション実行なし): 個人が特定できる情報のフィールドをそのまま出力します。
      なお、エクスポート時に「エクスポートファイルに個人情報が含まれる場合があることを理解しています」という確認項目が追加され、かならずチェックを入れる必要があります。
    • 技術担当者に決定を委任: 管理者(Administrator)のユーザーではなく技術担当者(Technician)ロールのユーザーがデータをエクスポートする際に、上記3種類のうち有効化した項目を選択できるようになります。
  3. (初回設定時のみ)これまでのレポートに対してのアクションを選択します。
  4. [保存]をクリックします。

以上で、エクスポート設定を変更できます。