Endpoint Central Cloud ナレッジベース

ユーザー招待時にエラーメッセージが表示され、ユーザーが登録できません。


質問

ユーザーを招待しようとした際に「…既存の組織を削除する必要があります」「データセンターのユーザー」というエラーメッセージが表示される場合のトラブルシューティング方法について教えてください。
 

回答

いくつかの可能性が考えられます。

  • Case(A). 異なるの組織のユーザーになっている場合
    新規ユーザー追加時に「…既存の組織を削除する必要があります」のアラートメッセージは、1人のユーザーが2つ以上の組織に追加されようとしているために表示されます。そのため、そのユーザーを新しい組織に追加するには、以下の手順を実行します。

    1. 該当のユーザーが現在所属している"Endpoint Central Cloudアカウント"を削除します。
    2. なお、そのユーザーが別の組織のスーパー管理者である場合は、"Endpoint Central Cloudアカウント"に加えて、"Zoho組織アカウント"を削除します。
    3. アカウント削除後、ユーザー追加が可能になります。
    Endpoint Central CloudをはじめとしたZohoサービス/ManageEngineクラウドサービスについて、「1ユーザーが所属できるのは1組織のみ」という制限があります。
    ユーザーがZohoサービス/ManageEngineクラウドサービスのうち1つのサービスのスーパー管理者(特権管理者)である場合、他のサービスのスーパー管理者(特権管理者)になることはできません。

    各アカウントの削除方法は次のリンクを参照してください。なお、アカウント削除後、元に戻すことはできません。

     

  • Case(B). 異なるデータセンターを利用している場合
    Endpoint Central Cloudは、日本、米国、EU、インドをはじめ複数のデータセンターからサービスを提供しています。日本国内向けサービスは、2022年2月15日以降にサインアップされた場合は日本データセンターが提供します(2022年2月14日以前にサインアップされた場合は米国データセンターが提供します)。新規ユーザー追加時に「…既存の組織を削除する必要があります」のアラートメッセージが表示される場合、1人のユーザーが異なるデータセンターを利用する2つ以上の組織に追加されようとしているために表示されている可能性があります。そのため、そのユーザーを新しい組織に追加するには、以下の手順を実行します。

    1. 該当のユーザーが現在所属している"Endpoint Central Cloudアカウント"を削除します。
    2. 続いて"Zohoユーザーアカウント"を削除します。
    3. なお、そのユーザーが別の組織のスーパー管理者である場合は、"Endpoint Central Cloudアカウント"、"Zohoユーザーアカウント"に加えて、"Zoho組織アカウント"を削除します。
    4. アカウント削除後、再度ユーザー登録することで、ユーザー追加が可能になります。

    各アカウントの削除方法は次のリンクを参照してください。なお、アカウント削除後、元に戻すことはできません。