Endpoint Central Cloudのアカウントを削除する方法
作成日:2020年10月26日 | 更新日:2024年12月5日
この記事では、Endpoint Central Cloudを含む、ManageEngineクラウドサービスのアカウント削除に関する内容について説明しています。なお、この記事はこちらの英語記事の翻訳となります。(参考:Zoho アカウント削除/ユーザー削除)
アカウントの削除
Endpoint Central Cloudに最初にサインアップしたZohoアカウントは「組織管理者」となり、Zoho組織が自動的に作成されます。組織管理者はEndpoint Central Cloudや他のアプリケーションを追加できます。

※ 上記は関係性を単純化した模式図のため、必ずしも正確ではない場合があります。
Endpoint Central Cloudアプリケーションの削除
Endpoint Central Cloudアプリケーションを削除する方法について説明します。Endpoint Central Cloudアプリケーションを削除しても、Zoho組織やZohoアカウントは削除されません。そのため、その他のZohoサービス(アプリケーション)/ManageEngineサービスは引き続きご利用いただけます。
前提条件
アプリケーション削除には、以下の準備が必要です。
- すべての管理対象コンピューターからエージェントをアンインストールします(クラウド環境の削除後、エージェントのアンインストールができなくなる場合があります)。
- すべての管理対象モバイルデバイスからアプリやプロファイルを削除します。
- アクティブなサブスクリプションをすべて解除します(サブスクリプションはコンソール画面上から削除できないため、営業担当またはライセンス担当までお問い合わせください)。
Endpoint Central Cloudアプリケーションの削除手順
- スーパー管理者のアカウントでEndpoint Central Cloudコンソール画面にログインします。
- 「管理」タブ→「グローバル設定」→「組織の詳細」をクリックします。
- 「アカウント Endpoint Central Cloud を削除」をクリックします。
- 必要に応じて、データをzip形式でダウンロードできます。特に必要なければ「続行する」をクリックします。
- 画面の指示に沿って情報を入力します。
- 「このEndpoint Centralアカウントに紐づくデータはすべて削除されます。MDMの連携は解除され、MDMアカウントはクローズされません。続行しますか?」という確認画面が表示されたら、「アカウントの削除」を選択します。
- Endpoint Central CloudのアプリケーションがZoho組織から削除されます。なおEndpoint Central CloudのMDM機能については「Mobile Device Manager Plus Cloud」という別個のクラウドサービスを内部的に連携しているため、MDM機能のアプリケーションおよびデータを削除する場合は、続いてMobile Device Manager Plus Cloudアプリケーションの削除手順を実行します。
Mobile Device Manager Plus Cloudアプリケーションの削除手順
- スーパー管理者のアカウントでMobile Device Manager Plus Cloudコンソール画面にアクセスします。
- 日本データセンターでEndpoint Central Cloudを使用していた場合: https://mdm.manageengine.jp/
- 米国データセンターでEndpoint Central Cloudを使用していた場合: https://mdm.manageengine.com/
Endpoint Central Cloudアプリケーションが削除されていない場合、Mobile Device Manager Plus CloudのURLを開くとEndpoint Central Cloudにリダイレクトされます。 - 「管理」タブ →「グローバル設定」→「企業の詳細」をクリックします。
- 「MDMアカウントを削除」をクリックします。
- 必要に応じて、データをzip形式でダウンロードできます。特に必要なければ「続行する」をクリックします。
- 画面の指示に沿って情報を入力します。
- 「アカウントに関連付けられたすべてのデータは永久に削除され、これは不可逆的です。続行してもよろしいですか?」という確認画面が表示されたら、「アカウントを削除」を選択します。
- 「You have successfully deleted your Mobile Device Manager Plus account」が表示され、Mobile Device Manager Plus CloudのアプリケーションがZoho組織から削除されます。
Zoho組織アカウントの削除
Zoho / ManageEngineクラウドサービスからの組織アカウントを削除します。Endpoint Central Cloudだけではなく、ご利用中のZohoサービス/ManageEngineサービスに紐づく組織アカウントが削除されます。ただし、ユーザーアカウントは削除されず、ユーザーは引き続きZoho Accountにログインして新しいサービス(アプリケーション)を追加できます。
前提条件
アカウント削除には、以下の準備が必要です。
- 組織アカウントを削除するためのアクセス権を組織のスーパー管理者のみが持っていること。
- この組織アカウントに関連するすべてのデータがエクスポートされ、保存されていること(一旦削除すると復元できません。アカウント削除前にデータがエクスポートされていることを確認してください)。
アカウント削除手順
- https://mailadmin.zoho.com/に組織の特権管理者権限をもつアカウントでログインします。
(特権管理者権限のないアカウントでアクセスすると、「このページにアクセスするには管理者権限が必要です。コントロールパネルへのアクセスを許可するよう管理者に依頼してください。」と表示されます) - コントロールパネル(Control Panel) > ダッシュボード(Dashboard) > 組織の削除(Delete Organization) > 削除(Delete) を選択します。
詳細はこちらをご覧ください。もし組織の削除が進められない場合は、Zohoユーザーアカウントの削除を実行します。
Zohoユーザーアカウントの削除
このセクションでは、Zohoユーザーアカウントの削除について説明します。
前提条件
アカウント削除には、以下の準備が必要です。
- 組織の特権管理者は、ユーザーアカウントを削除する前に、まず組織アカウントを削除する必要があります。
- ユーザーが自分のアカウントを削除するためには、組織管理者に連絡する必要があります。
- アカウントを削除する前に、使用しているZohoサービスのすべてのデータがエクスポートされていることを確認してください。
- アカウントを閉鎖すると、Zohoサービス内のすべてのデータはすぐに削除され、復元することはできません。
アカウント削除手順
- https://accounts.zoho.comに、削除したいアカウントでログインします。
- 設定 > アカウントの削除 を開きます。
- 画面の指示にしたがってアカウントを削除します。詳細はこちらをご覧ください。
- アカウントが削除されると、確認メールがあなたに送信に送信されます。
詳細はこちらをご覧ください。