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エクスポート設定


この記事では、エクスポート設定について説明しています。

エクスポート設定

エクスポート設定とは

Endpoint Central Cloudで表示されるテーブルは、右上のエクスポートアイコンからPDF, CSV, XLS形式でエクスポートが可能です。
個人を特定可能な情報が含まれるカラムについては、伏せ字にするか、そのまま表示させるか、その都度確認するかをエクスポート設定から指定可能です。

伏せ字「*****」が表示される
個人特定可能情報を含む恐れのあるカラムは、エクスポートする際にデフォルトで伏せ字になる設定となっています。
エクスポートしたファイルの一部が伏せ字になっている場合は、エクスポート設定で一部情報をそのまま出力することが禁止されています。

エクスポート設定では、スケジュールレポートに対する設定と、その他のレポート/エクスポートに関する設定の2種類があります。

次の項目は個人識別可能情報 (Personally Identifiable Information, PII) とみなされ、エクスポート時/レポート生成時にエクスポート設定設定に従い、マスキング処理/削除/そのまま表示のいずれかの対応がなされます。
設定を変更する際は、Endpoint Central Cloud をご利用になる組織の 個人情報保護の方針/プライバシーポリシー や、取得している個人情報保護の認証等が定める基準に十分ご注意ください。(例: ISO/IEC 29100、EU圏内 - GDPR など)

  • コンピューター名
  • ドメイン名
  • ユーザー名
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • IPアドレス
  • 住所
エクスポート設定の設定/変更手順
  1. [管理]タブ →「セキュリティとプライバシー」→[エクスポート設定]を開きます。
  2. 「エクスポート設定」および「スケジュールレポートのエクスポート設定」それぞれについて以下の4つから指定します。
    • PIIをマスク: 個人が特定できる情報のフィールドを伏せ字にします。

      (例)山田太郎 → ****

    • PIIを隠す: 個人が特定できる情報のフィールドは空欄になります。

      (例)山田太郎 →     

    • PIIをマスク/削除しないでください: 個人が特定できる情報のフィールドをそのまま出力します。

      (例)山田太郎 → 山田太郎

      この場合、エクスポート時に「エクスポートファイルに個人情報が含まれる場合があることを理解しています」というチェックボックスが追加されます。エクスポートを実行するには、かならずチェックを入れる必要があります。

    • 技術担当者に決定を委任: 管理者(Administrator)のユーザーではなく技術担当者(Technician)ロールのユーザーがデータをエクスポートする際に、上記3種類のうち有効化した項目を選択できるようになります。
  3. (初回設定時のみ)これまでのレポートに対してのアクションを選択します。
  4. [保存]をクリックします。

以上で、エクスポート設定を変更できます。