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非アクティブコンピューターポリシー


このナレッジでは、クラウドと一定期間通信が行われていない管理対象の扱いに関する「非アクティブコンピューターポリシー」について説明しています。
※「管理対象ポリシー」機能は、AD同期設定と非アクティブコンピューターポリシーに分割されました。

非アクティブコンピューターポリシー

非アクティブコンピューターポリシーでは、クラウドと一定期間通信のない「非アクティブ」な管理対象の扱いを設定します。
管理者への通知、コンソール画面上での別枠への移動、管理対象からの削除をそれぞれ有効/無効化することができます。

管理対象における「ステージ」

Endpoint Central Cloudの「エージェント」タブ →「管理対象」→「PC」には、複数のステージが設定されています。
これにより、コンピューターのライフサイクル(導入→使用→保管→廃棄)に応じた登録が可能です。

  • エージェントの承認が有効化されている場合、新規に追加されたコンピューターは、「Devices for Approval」に表示されます(一部の場合を除く)。
  • 正常に管理されている管理対象は、「エージェント」タブ →「管理対象」→「PC」のうち「管理中のPC」に表示されます。
  • 非アクティブなコンピューターについては、「Staged Computers」に移動できます。
Staged Computersはパッチスキャンや配布などの操作ができず、ライセンスの課金対象から外れます。
設定手順

以下の手順で非アクティブコンピューターポリシーを構成します。

  1. 「エージェント」タブ →「Auto Discovery」→「非アクティブコンピューターポリシー」(Inactive Computer Policy)を開きます。
  2. 通知、Stagedへの移動、管理対象からの削除について、それぞれ有効/無効を設定します。
    • 通知「次で指定した日数の間、Endpoint Centralサーバーに接続していないPCがある場合、通知する」:一定期間通信のない対象に関する通知を有効化する場合、チェックを入れて基準日数を指定します。
      ※ Endpoint Centralサーバーの表記がありますが、この場合Endpoint Central Cloudとの通信を意味します。
    • Stagedへの移動「次で指定した日数の間、サーバーに接続していないPCがある場合、Staged Computersに移動して通知する」(Move computer(s) to the Staged Computers page and notify me if they haven't contacted the Central Server in the past):一定期間通信のない対象をStaged Computersに移動させる場合、チェックを入れて基準日数を指定します。
    • 通信が再開されたコンピューターについて、Staged Computersから管理中のPCに移動させたい場合は「通信が復活したPCを自動的に管理対象に戻す」(Automatically add computer(s) back to management if there re-establish contact with the Central Server.)にチェックを入れます。
    • 削除「PCが製品サーバーと通信のない場合、削除し通知する」:一定期間通信のない対象を管理対象から削除する場合、チェックを入れて基準日数を指定します。
  3. 非アクティブコンピューターポリシーの基準時刻を指定します。
  4. 通知先のメールアドレスを入力します。
  5. [保存]をクリックします。