アップグレード手順
作成日:2021年7月8日 | 更新日:2023年2月17日
本ナレッジでは、アップグレード手順をご説明します。
サービスパックファイル(ppm)取得方法
サービスパックファイルは、ManageEngine Communityよりダウンロードできます。
サービスパック入手方法の詳細はこちらのページをご参照ください。
証明書(.crt)はこちらより取得してください。
アップグレードに使用するサービスパックファイル名
アップグレードに使用するサービスパックファイル(ppm)は、以下の表をご参照ください。
現在のビルド番号 | アップグレード後の
ビルド番号 |
アップグレードに使用するサービスパックファイル名 |
12201 ~ 12235 | 12241 | ManageEngine_EventLog_Analyzer_12_2_0_SP-12_2_4_1.ppm |
*12100 ~ 12163 | 12241 | 1度目のアップグレード時に使用するppm ManageEngine_EventLog_Analyzer_12_1_0_SP-12_2_1_0.ppm 2度目のアップグレード時に使用するppm ManageEngine_EventLog_Analyzer_12_2_0_SP-12_2_4_1.ppm |
12000 ~ 12050 | 12100 | ManageEngine_EventLog_Analyzer_12_0_0_SP-12_1_0.ppm |
11200 ~ 11210 | 12000 | ManageEngine_EventLog_Analyzer_11_20_SP-12_0_0.ppm |
11070 ~ 11121 | 11200 | ManageEngine_EventLog_Analyzer_11_2_SP-11_20.ppm |
*現在ご利用のビルドが「12100 ~ 12163」であり、ビルド12241にアップグレードする場合、「現在のビルド → 12210 → 12241」のように2度アップグレードする必要があります。以下【複数回アップグレードを実施する場合の注意事項】を必ずご確認ください。なお、ビルド12210は利用せず、必ずビルド12241にアップグレードしてください。ビルド12210はサポート対象外です。
※現在ご利用のビルド番号を確認する手順はこちらをご参照ください。
※現在ご利用のビルドが表内に記載されたビルドより古い場合、ManageEngine Communityよりお問い合わせください
アップグレード手順
アップグレード手順実行前に、以下の「確認事項」および「複数回アップグレードを実施する場合の注意事項」を必ずご確認ください。
確認事項
- 本手順はすべて管理者権限で実行してください。
- アップグレードするためにはEventLog Analyzerを停止する必要があります。そのため、アップグレード中はEventLog Analyzer のログ収集も停止します。
- <ELA_HOME>は、EventLog Analyzer をインストールしたホームディレクトリーです。
(デフォルトパス: Windows版をご利用の場合 "C:\ManageEngine\EventLog Analyzer"、Linux版をご利用の場合 "/opt/ManageEngine/EventLog")。 - アップグレードが失敗した場合、手順を直ちに終了してください。アップグレード失敗のエラー画面のスクリーンショットと製品ログ(<ELA_Home>\logsフォルダー)とともに、ManageEngine Communityよりお問い合わせください。
- エージェントを使用したイベントデータ収集を実施している場合、エージェントのアップグレードが必要となる場合があります。詳細はこちらのナレッジ内の「エージェントアップグレードの必要性」をご参照ください。
複数回アップグレードを実施する場合の注意事項
現在ご利用のビルドによっては、最新ビルドまでアップグレードするために複数回アップグレードを実施する必要があります。例えば、ビルド12100からビルド12241までアップグレードする場合、"12100 → 12210 → 12241"のように2度アップグレードを実施する必要があります。以下、複数回アップグレードを実施する場合の注意事項をご確認ください。
- 各アップグレードが完了する毎に、一度製品を起動してください。製品にログインして製品が正常に起動していることを確認後、次のアップグレードを実行してください。
- 複数回にわたるアップグレード実施となるので、アップグレード完了までにある程度の時間を要します。
以下、アップグレード手順です。
手順
1. EventLog Analyzerのサービス/アプリケーションを停止します。
同じサーバー上にてLog360が起動している場合、Log360のサービス/アプリケーションも停止します。
2. 以下のプロセスが起動していないことを確認します。起動している場合は停止します。
確認方法と停止方法はこちらをご参照ください。
[Windowsの場合]
・postgres.exe(ビルド8000以前から利用されている場合はmysql-nt.exe)
・java.exe
・SysEvtCol.exe
・Wrapper.exe(サービスとして起動している場合)
[Linuxの場合]
・postgres(ビルド8000以前から利用されている場合はmysqld)
・java
・SysEvtCol
・Wrapper(デーモンとして起動している場合)
同じサーバー上にてLog360が起動している場合、Log360のプロセスも停止します。
※プロセスが起動していないか確認するためには、タスクマネージャー起動 → [詳細]タブ → 列の選択より[イメージパス名]を追加し、イメージパス名の値が、該当フォルダー下を示しているプロセスが起動してしないことを確認してください。存在する場合は終了してください。
Log360フォルダー下でプロセスが起動している例)
※以下3つのフォルダー下を示しているプロセスが起動してしないことを確認してください。
- <ManageEngineインストールフォルダー>\Log360
- <ManageEngineインストールフォルダー>\elasticsearch
- <ManageEngineインストールフォルダー>\EventLog Analyzer
3. 製品フォルダー(デフォルトパス: Windowsは "C:\ManageEngine"、Linuxは "/opt/ManageEngine")を異なるディレクトリーにコピー&ペーストすることで、バックアップを取得します。
※EventLog Analyzerが仮想環境にインストールされている場合、スナップショット取得でも代替可能です。
4. 以下のスクリプトを実行します。UpdateManagerウィザードが表示されます。
[Windowsの場合]
4-1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動
4-2. <ELA_HOME>\binに移動
4-3. "UpdateManager.bat"を実行
[Linux(GUI)の場合] ※CLIからアップデートを行う場合は、こちらをご参照ください。
4-1. 管理者権限でターミナルを起動
4-2. <ELA_HOME>/binに移動
4-3. "UpdateManager.sh"を実行
5. [Browse]ボタンをクリック後、サービスパックファイル(ppmファイル)を選択します。
6. サービスパックファイルを選択後、[Install]ボタンをクリックします。
7. [Browse]をクリック後、ダウンロードしたサービスパックファイル(.ppm)を選択して、[Install] をクリックします。
※サービスパックファイル名はアップグレード対象毎にファイル名が異なります。
8. インストール終了を示すメッセージが表示された後、[Close]ボタンをクリックします。
9. [Exit]ボタンをクリックします。
10. EventLog Analyzerを起動します。
11. EventLog Analyzerにログイン後、画面右上[?]マーク->[詳細]リンクをクリックし、「ビルド番号」が更新されていることを確認します。
「1. ブラウザのキャッシュおよびクッキー削除」および「2. シークレットモードの利用」をお試しください。
手順は以上です。
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【リリースノート】
https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/release-note.html
【EventLog Analyzer 製品ページ】
https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/