CLIを利用したサービスパックの適用方法
作成日:2017年7月3日 | 更新日:2021年7月8日
Linux環境でGUIコンソールが使用できない場合は、以下の手順から、CLIを利用してサービスパックを適用することが可能です。
≪手順≫
1. EventLog Analyzerのサービス/アプリケーションを停止します。
停止後、次のプロセスが起動していないことを必ずご確認ください。
・postgres(ビルド8000以前から利用されている場合はmysqld)
・java
・SysEvtCol
・Wrapper(デーモンとして起動している場合)
2. 製品フォルダー(ManageEngineフォルダー)を異なるディレクトリーにコピー&ペーストすることで、バックアップを取得します。
※EventLog Analyzerが仮想環境にインストールされている場合、スナップショット取得でも代替可能です。
3. binディレクトリ配下へ移動し、以下のコマンドを実行します。
# ./UpdateManager.sh -c
4. 以下のメッセージが表示されるので「i」と入力します。また、「v」と入力するとインストール済みのサービスパックを確認することが可能です。
Press i to Install
u to Uninstall
v to View installed ServicePack versions
e to Exit
Choose an Option:i
5. 以下のメッセージが表示されますので、ダウンロードしたサービスパックのパスを入力します。
※以下では、サービスパックのダウンロード先を"/var/tmp"としています。
Enter the patch file to install:/var/tmp/<該当サービスパックファイル名>
6.サービスパックのインストールが開始されます。インストール終了後、以下のメッセージが表示されたら、「n」と入力してUpdateManagerを終了します。
Do you want to continue ?
Yes(y) No(n) n
7. EventLog Analyzerを起動後、右上にある[?]->[バージョン情報]リンクをクリックして、「ビルド番号」が正しく変更されていることを確認します。