OpManager ナレッジベース

OpManager/OpManager PlusにNCM(コンフィグ管理)デバイスを追加する方法


動作確認ビルド:12.8.407

概要

OpManagerでは、ManageEngineのコンフィグ管理ツール「Network Configuration Manager(以下、NCM)」の機能をオプションとして追加することができます。
OpManager Plusの場合、デフォルトでNCM機能がバンドルされています。

本ナレッジでは、OpManagerまたはOpManager PlusにNCM用のデバイスを追加する方法を記載します。

OpManagerの場合、オプション追加無しに2デバイスまで試用可能です。
※評価版をご利用中は、無制限に試用いただけます。

参考情報

 

 NCMデバイスの追加方法

事前に[コンフィグ管理(NCM)]モジュールが有効化されていることをご確認ください。
有効化されていない場合は、チェックを付け[保存]をクリックしてください。

OpManagerにNCMデバイスを追加する方法

OpManagerにNCMデバイスを追加する方法は、以下の3つがあります。
いずれかの方法でNCMデバイスを追加後、NCMのスタートアップガイドのステップ3「認証情報の登録」以降の手順を実施してください。

方法1:ディスカバリー機能によりOpManagerの監視対象とNCMデバイスを同時に追加

NCMの管理対象に追加するデバイスがOpManagerの監視対象装置としてまだ追加されていない場合、以下の手順でOpManagerの監視対象とNCMデバイスを追加します。

  1. [設定]→[ディスカバリー]→[ディスカバリー設定]を表示します。
  2. 「NCMに追加(ルーターとスイッチ)」が有効になっていることを確認します。
    ※無効となっている場合は「有効」にチェックを入れ、[保存]をクリックしてください。
    ※製品画面では「ルーターとスイッチ」が記載されていますが、ファイアウォールなどその他のネットワーク装置も対象です。
  3. ネットワークのディスカバリーを参考に、SNMPを使用して管理対象とするネットワーク装置をディスカバリーします。
  4. [ネットワーク]→[コンフィグ管理]→[装置]画面で、追加された装置を確認します。
方法2:インベントリ画面から特定の装置を手動追加

NCMの管理対象に追加するデバイスがOpManagerの監視対象装置として既に追加されている場合、以下の手順でNCMデバイスを追加します。

    1. [インベントリ]→[装置]を表示します。
    2. NCMデバイスとして管理する装置のチェックボックスにチェックを入れ、画面右上に表示される[・・・]をクリックします。
    3. [NCMへ追加]をクリックします。
      ・管理対象装置のsysObjectIDがOpManagerに登録されている場合、NCM専用の装置テンプレートが自動で適用されます。
      ・sysObjectIDが登録されていない場合、対象装置のベンダーおよび関連付ける装置テンプレートを選択し[追加]をクリックします。
    4. [ネットワーク]→[コンフィグ管理]→[装置]画面に対象装置が追加されていることを確認します。

sysObjectIDの登録状況は、NCMのsysObjectIDの検索をご参照ください。
※OpManagerの画面では、[設定]→[コンフィグ管理]→[sysObjectIDファインダー]から確認できます。

方法3:設定画面から特定の装置を手動追加

NCMの管理対象に追加するデバイスがOpManagerの監視対象装置として既に追加されている場合、以下の手順でNCMデバイスを追加します。

  1. [設定]→[コンフィグ管理]→[OPMから装置をインポート]を表示します。
    [ネットワーク]→[コンフィグ管理]→[装置]に追加されていない装置が一覧で表示されます。
  2. 以下の2つのオプションから追加方式を選択します。
    ・Device Addition Through SysOID Matching(sysObjectIDによる装置テンプレートの自動適用)
    ・Manual Addition(ベンダーおよび装置テンプレートの選択による手動追加)
  3. 管理対象とする装置を「選択された装置」に移動します。
  4. [追加]をクリックします。
  5. [ネットワーク]→[コンフィグ管理]→[装置]画面に対象装置が追加されていることを確認します。

OpManager PlusにNCMデバイスを追加する方法

OpManager PlusにNCMデバイスを追加する方法は、以下の3つがあります。
いずれかの方法でNCMデバイスを追加後、NCMのスタートアップガイドのステップ3「認証情報の登録」以降の手順を実施してください。

方法1:ディスカバリー機能によりOpManager Plusの監視対象とNCMデバイスを同時に追加
  1. ネットワークのディスカバリーを参考に、SNMPを使用して管理対象とするネットワーク装置をディスカバリーします。
  2. [ネットワーク]→[コンフィグ管理]→[装置]画面で、追加された装置を確認します。

OpManager Plusでは、OpManagerで設定可能な[設定]→[ディスカバリー]→[ディスカバリー設定]→「NCMに追加(ルーターとスイッチ)」は存在しません。
内部的に有効化されています。

方法2:インベントリ画面から特定の装置を手動追加

OpManagerの方法2と同様の手順です。

OpManagerの方法2に加えて、[ネットワーク]→[コンフィグ管理]→[装置]→[インベントリにない装置]画面に、
OpManager Plusでの装置カテゴリがUnknownまたはネットワーク装置(スイッチ、ルーター、ファイアウォール...etc)である装置かつ、[ネットワーク]→[コンフィグ管理]→[装置]に追加されていない装置が表示されます。
[インベントリにない装置]から追加対象の装置のチェックボックスにチェックを入れ、画面右上の[装置の追加]から装置を追加することもできます。

方法3:設定画面から特定の装置を手動追加

OpManagerの方法3と同様の手順です。