最新版へのアップグレード手順(APMプラグイン)
概要
OpManager/OpManager Plus APMプラグイン最新版へのアップグレード手順は次の通りです。
Applications Manager(スタンドアローン)はこちらをご参照ください。
本手順の対象バージョン(ビルド)
本手順はAPMプラグインの次のバージョンが対象です。
11.9(119XX)以降
11.9(11912)より古いバージョンをご利用の方は、こちらをご参照ください。
ビルド番号の確認方法はこちら
※OpManagerのバージョンとは異なりますのでご留意ください。
アップグレードの前に、以下のナレッジをご確認ください。
■APMプラグインとOpManagerの対応ビルドについて併せて、以下もご参照ください。
■OpManagerでAPMプラグインを利用する場合のアップグレード手順
- Javaバージョン1.6でApplications Managerを使用している場合は、事前にJavaバージョン1.7に移行する必要があります。
[設定]タブ→[ツール]→[サポート]にて、インストール情報欄に現在使用しているJavaのバージョンが確認できます。 - 最新版へのアップグレードの前に、ご利用環境が動作要件を満たしているかご確認ください。
より詳細なシステム要件についてはこちらをご参照ください。
サービスパック入手方法
アップグレード用のサービスパックは、保守登録ユーザ様に送付している「保守メール」、またはManageEngine Communityからダウンロードをお願いいたします。
最新版へのアップグレードには次のファイルが必要です。
・ManageEngine_Applications_Manager_XX_0_SP-X_X.ppm
例:16367へのサービスパックの場合
ManageEngine_Applications_Manager_16_0_SP-3_6_7.ppm
※ビルド番号の確認方法はこちら
ManageEngine Communityはこちらからログインいただけます。
※ManageEngine Communityユーザーマニュアル(サポートタブ)
不具合が発生した場合のサポートはいたしかねますのでご了承ください。
アップグレードに必要なサービスパック名
アップグレード先ビルド | サービスパック名 |
---|---|
16367 | ManageEngine_Applications_Manager_16_0_SP-3_6_7.ppm |
15905 | ManageEngine_Applications_Manager_15_0_SP-9_0_5.ppm |
15512 | ManageEngine_Applications_Manager_15_0_SP-5_1_2.ppm |
アップグレード手順
- OpManagerを停止します。
[Windowsの場合]
・postgres.exe(またはmysql-nt.exe)
・java.exe
・Wrapper.exe(サービスとして起動している場合)
[Linuxの場合]
・postgres(またはmysqld)
・java
・Wrapper(デーモンとして起動している場合) - データのバックアップを取得します(必ず取得ください)。
●バックアップ・リストア方法(APMプラグイン) - 管理者権限でコマンドプロンプトを立ち上げ、\OpManager\AppManager まで移動し、以下のコマンドを実行します。
shutdownApplicationsManager.bat -force
(No processes related to the Applications Manager are Runningと表示されるまで。) - 管理者権限でコマンドプロンプトを立ち上げ、\OpManager\AppManager\bin まで移動し、
UpdateManager.bat/ sh を実行し、Update Managerを立ち上げます。
コマンドラインを使用したアップグレードはこちら(ユーザーガイド)をご参照ください。 - 「参照」ボタンを押下し、ダウンロードしたサービスパック(例えば、ManageEngine_Applications_Manager_13_0_SP-2_1.ppm)を選択します。
- 選択後「インストール」ボタンを押下し、インストールを実行します。
インストール中に証明書を求められた場合、表示されているリンクから「ppmsigner_publickey.crt 」をダウンロードしてください。
ダウンロード完了後、完全パスを指定することで証明書を設定できます。 - ビルド番号が最新のものになっていることを確認します。
●ビルド番号の確認方法(APMプラグイン)
※「APM構成ファイル内から直接確認したい場合」を参照 - OpManagerを再起動します。
- 監視が正常に行われるかを確認します。
OpManagerを起動すると、APMプラグインも自動的に起動されます。
この起動時にAPMプラグインデータベース移行も行われますので通常の起動時に比べて時間がかかる場合がございます。
万が一、[アプリケーション]タブ配下に移動した際に「APMプラグインのデータベース移行に失敗しました。」と表記された場合でも、
しばらくすると問題なくAPMプラグインが起動される場合がございます。
あまりにも時間がかかる場合には以下の手順を実施し、原因を特定することが可能です。
- OpManagerのDBクエリツールに遷移。
OpManager→サポートアイコン→DBクエリツール
※DBクエリツールがない場合は、OpManagerの[設定]→[システム設定]から有効に設定してください。 - 以下のクエリを実行してください。
SELECT * FROM AppManagerPGMigrationDetails - コメント列に、移行が失敗した理由の例外トレースが表示されます。
結果が出力された画面をサポート宛にお送りください。
エージェントのアップグレード
製品をアップグレードいただきましたら、エージェントのアップグレードもご確認ください。
- APMインサイトエージェントのアップグレード:
APMインサイトのエージェント管理方法 - エンドユーザー監視エージェントのアップグレード:
エンドユーザー監視(EUM)のエージェント管理方法