最新版へのアップグレード手順(APMプラグイン)
OpManager / OpManager Plusのアップグレード方法と合わせてご覧ください。
概要
OpManager/OpManager Plus APMプラグイン最新版へのアップグレード手順は次の通りです。
Applications Manager(スタンドアローン)はこちらをご参照ください。
アップグレード前にご確認ください
- APMプラグインとOpManagerのビルドには互換性が存在します。
アップグレードの前に、以下のナレッジをご確認ください。
APMプラグインとOpManager/OpManager Plusの対応ビルドについて - 最新版へのアップグレードの前に、ご利用環境が動作要件を満たしているかご確認ください。
より詳細なシステム要件についてはこちらをご参照ください。 - OpManagerのアップグレードの際、データベースの移行が完全に完了する前にAPMプラグインを移行しアップグレードに失敗するお問い合わせをいただいております。
必ず、OpManagerUI[設定]→[一般設定]→[移行ステータス]から移行状況を確認してから次のアップグレードにお進みください。
EOL対象について
EOLビルド製品のアップグレード時にエラーが発生した場合、調査を実施することが難しいため、
アップグレードに失敗した場合には、最新ビルド製品の新規導入をお勧めしております。
- ビルド番号の確認方法(APMプラグイン)
※OpManagerのバージョンとは異なりますのでご留意ください。 - サポートサービス
- Applications Manager のサポート(サポート終了について)
サービスパック入手方法
アップグレードに必要なファイル群を、"サービスパック"と呼びます。
こちらをご参照いただき、OpManagerと同様にAPMプラグインのサービスパックを取得してください。
APMプラグインのアップグレード手順
先に、OpManagerの最新版へのアップグレード手順をご参照ください。
「5. 必要なサービスパックと適用回数の確認」→「APMプラグインを利用している場合」をご確認ください。
上記ナレッジベースからAPMプラグインのアップグレード順をご確認いただきましたら、本ナレッジベースに従ってAPMプラグインをアップグレードしてください。
Windowsでのアップグレード手順
- OpManagerUI[設定]→[一般設定]→[移行ステータス]から移行状況が完了であることを確認してください。
- OpManagerを停止します。
- データのバックアップを取得します。
バックアップは必ず取得してください。
アップグレード失敗時の復旧や、弊社側で調査を行う際に必要になります。 - 管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
- <OpManagerのインストールディレクトリ>\AppManagerまで移動し、以下のコマンドでAPMプラグインを完全に停止させます。
shutdownApplicationsManager.bat -force
- <OpManagerのインストールディレクトリ>\AppManager\binまで移動し、UpdateManager.batを実行します。
UpdateManagerが起動します。

- サービスパックのファイルの完全性を検証するための証明書をインポートします。
証明書をこちらからダウンロードできます。
※証明書を求められない場合はすでに適用されておりますので、手順11に進んで下さい。 - Update Managerで[Import Certificate]をクリックします。
証明書のインポート画面が表示されます。

- [参照]をクリックし、手順6でダウンロードした証明書を選択して[開く]をクリックします。
- [Import]をクリックします。
- 証明書のインポートが完了すると、以下のウィンドウが表示されます。
[OK]をクリックして閉じます。

- Update Managerで[Browse]をクリックし、ファイルの選択画面を表示します。
サービスパックを選択して[開く]をクリックします。

- Update Managerで[Install]をクリックします。
アップグレードが開始され、進行状況を示すウィンドウが出現します。手順6で、OpManagerインストールディレクトリ\bin配下のUpdateManager.batを使用した場合、以下のエラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージ:
「The file that you have specified is not compatible with this product.」APMプラグインのアップグレードを行う際は、必ず<OpManagerのインストールディレクトリ>\AppManager\bin配下のUpdateManager.batをご利用ください。
- しばらくすると、バックアップを取得したかどうかについて確認を促すウィドウが出現します。
手順2でバックアップを確かに取得したことを確認後、"Yes"を選択して[OK]をクリックします。

- UpdateManagerとコマンドプロンプトを閉じます。
- OpManagerを起動して、コンソールにログインします。
※APMプラグインが自動起動しない場合、こちらの方法で起動をお試しください。 - OpManagerのビルドが最新ビルドになっているか、APMプラグインのビルドが最新ビルドになっているかご確認ください。
アップグレード後は、通常の起動時に比べて時間がかかる場合がございます。
次のアップグレードに進む前に必ずAPMプラグインが最新ビルドで稼働することをご確認ください。
Linuxでのアップグレード手順
- OpManagerUI[設定]→[一般設定]→[移行ステータス]から移行状況が完了であることを確認してください。
- OpManagerを停止します。
- データのバックアップを取得します。
バックアップは必ず取得してください。
アップグレード失敗時の復旧や、弊社側で調査を行う際に必要になります。 - root権限を持つユーザーで端末を起動します。
- <OpManagerのインストールディレクトリ>\AppManagerまで移動し、以下のコマンドでAPMプラグインを完全に停止させます。
shutdownApplicationsManager.sh -force
- <OpManagerのインストールディレクトリ>\AppManager\binまで移動し、以下のコマンドでupdateManagerを実行します。
./updateManager.sh
- 以下のメッセージが画面に表示されます。
c を入力して、サービスパックのファイルの完全性を検証するための証明書のインポートを行います。

- 証明書ファイルのファイルパスを入力します。
証明書ファイルはこちらからダウンロードできます。インポートが完了すると、"The selected certificate is imported successfully."と表示されます。
すでに証明書がインポートされている場合は"The selected certificate already exists in keystore"と表示されます。 - 手順6のメッセージが再度表示されます。 i を入力して、アップグレードに使用するサービスパックの指定を行います。
- 以下のメッセージが表示されたら、サービスパックのファイルのフルパスを入力します。
Enter the full path of Service Pack file to install:
- アップグレードが開始され、進捗状況が画面に表示されます。
- "Service Pack installed successfully"と表示されます。

UpdateManagerの実行を終了します。 - OpManagerを起動して、コンソールにログインします。
※APMプラグインが自動起動しない場合、こちらの方法で起動をお試しください。 - OpManagerのビルドが最新ビルドになっているか、APMプラグインのビルドが最新ビルドになっているかご確認ください。
APMプラグインは、OpManagerが完全に起動してから起動を開始します。
アップグレード後は、通常の起動時に比べて時間がかかる場合がございます。
次のアップグレードに進む前に必ずAPMプラグインが最新ビルドで稼働することをご確認ください。
エージェントのアップグレード
製品をアップグレードいただきましたら、エージェントのアップグレードもご確認ください。