ホスト名の重複にかかる制限
作成日:2022年6月27日 | 更新日:2025年4月9日
確認日: 2025/04/09
この記事では、Endpoint Central Cloud の管理対象に追加するコンピューターの制限事項について説明しています。
ホスト名の重複にかかる制限について
Endpoint Central Cloudでは、同一ドメイン内において、一部の例外を除き、仕様上 ホスト名が重複するコンピューターを複数管理することはできません。
以下のような場合、いずれも 1台分の情報のみが Endpoint Central Cloud に保持され、その他の対象の情報は上書きされます。
- (例1)マルチブートコンピューターで、同一のホスト名を持つOSが複数存在する場合
- (例2)クローニングにおいて OS イメージを配布し、同一のホスト名を持つコンピューターが複数存在する場合(※ スクリプトを実行することで、クローニングの際にマスターイメージにエージェントを入れてOSイメージを配布できます。詳細は こちら のオンプレミス版ナレッジをご覧ください)
- (例3)管理対象の仮想マシンに関し、同一ドメイン内に同一ホスト名を持つものが複数台ある場合
本制約は、「ドメイン名とホスト名の組」が一意でなければならない、というものであるため、IPアドレスが一意であることが必ずしも要求されるわけではありません。
2024年~2025年に実装された仕様変更により、Macコンピューターの識別にはホスト名ではなくサービスタグを使用するようになりました。そのため、Macコンピューターについてのみ、重複するホスト名をもつコンピューターを複数台管理可能です。
2024年~2025年に実装された仕様変更により、Macコンピューターの識別にはホスト名ではなくサービスタグを使用するようになりました。そのため、Macコンピューターについてのみ、重複するホスト名をもつコンピューターを複数台管理可能です。
Endpoint Central オンプレミス版においても、ホスト名の重複するコンピューターの管理対象への追加においては同様の制限があります。
ホスト名が(同一ではないものの)似ている端末が複数台存在する場合には、管理上の分かりやすさのため、フレンドリ名を設定することをお勧めします。