Windows 10 2004の配布方法
作成日:2020年12月1日 | 更新日:2023年3月24日
この記事では、Endpoint Central Cloudを使用して、管理対象Windows PCにFeature Update(機能更新プログラム) Windows 2004を配布する方法について説明しています。Feature Updateの適用については、こちらのナレッジと合わせてご確認ください。
Windows 10 2004 はEOLとなったため、適用できません。このナレッジに記載の方法は無効となりました。
Windows 10 2004の配布方法
前提条件
- 配布する対象のWindows 10コンピューターが、Endpoint Central Cloudと通信していることを確認します。
配信サーバーを経由しない直接通信(「ローミングユーザー」)の場合、Windows 10 Enterprise Editionを配布することはできません。
- 配布する対象のWindows 10コンピューターが、Windows 10 2004のシステム要件を満たすことを確認します。
Windows 10 コンピュータの仕様とシステム要件を見つける方法(Microsoft社)
- パッチDB設定において「Feature Pack」が有効化されていることを確認します。
管理タブ > パッチ設定 > パッチDBの設定 > Windows欄の「Microsoftパッチ」をクリックし、Feature Update にチェックを入れて[保存]をクリックします。
- パッチの拒否機能で、Feature Updateを拒否済みにしていないことを確認します。
パッチ管理タブ > パッチ > パッチの拒否 を開き、Feature Update関連のパッチが拒否設定されていないことを確認します。
配布手順
- Windows 10 Enterprise Editionの場合 (配信サーバー経由)の手順
- Windows 10 Enterprise Editionの場合 (直接通信)の手順
- その他のエディション(Home, Proなど)の場合 (配信サーバー経由)の手順
- その他のエディション(Home, Proなど)の場合 (直接通信)の手順
Windows 10 Enterprise Editionの場合 (配信サーバー経由)
- ボリュームライセンスセンターからWindows 10 ISOファイルをダウンロードします。
- 配信サーバーにログインし、パッチリポジトリ(パッチストア)を開きます。パッチリポジトリのパスは、 <配信サーバーのインストールディレクトリ>\replication\store となり、デフォルトでは C:\Program Files (x86)\DesktopCentral_DistributionServer\replication\store となります。
- ダウンロードしたISOファイルをパッチリポジトリにコピーし、ファイル名を以下のように変更します。
日本語環境の64ビット: 108027-Win10_2004_Jp_enterprisex64.iso
日本語環境の32ビット: 108031-Win10_2004_Jp_enterprisex32.iso※ その他の言語の場合は、こちらをご覧ください。
- パッチの手動配布またはパッチの自動配布機能を使用して、更新プログラムを配布します。
- 手動配布
- Endpoint Central Cloudにログインし、パッチ管理タブ > パッチ > 欠落パッチ を開きます。
- 該当するパッチにチェックを入れ、[パッチのインストール]をクリックしてパッチ配布を構成します。
- 構成の名前の入力および配布ポリシーの選択をし、その他要件に応じて各項目を入力します。
- [配布]または[今すぐ配布]をクリックします。
- 自動配布
- Endpoint Central Cloudにログインし、パッチ管理タブ > 配布 > パッチ配布の自動化 を開きます。
- タスクの作成 > Windows をクリックし、アプリケーションの選択 > MicrosoftにおいてFeature Updateにチェックを入れます。
- その他の項目を入力し、自動配布タスクを構成します。
- 手動配布
Windows 10 Enterprise Editionの場合 (直接通信)
Windows 10 Enterprise Editionの直接通信エージェントへの配布は、Microsoft社が必要なファイルを公開していないため、ご利用いただけません。
その他のエディション(Home, Proなど)の場合 (配信サーバー経由)
- ボリュームライセンスセンターまたはこちらからWindows 10 ISOファイルをダウンロードします。
- 配信サーバーにログインし、パッチリポジトリ(パッチストア)を開きます。パッチリポジトリのパスは、 <配信サーバーのインストールディレクトリ>\replication\store となり、デフォルトでは C:\Program Files (x86)\DesktopCentral_DistributionServer\replication\store となります。
- ダウンロードしたISOファイルをパッチリポジトリにコピーし、ファイル名を以下のように変更します。
日本語環境の64ビット: 108025-Win10_2004_Jpx64.iso
日本語環境の32ビット: 108029-Win10_2004_Jpx32.iso※ その他の言語の場合は、こちらをご覧ください。
- パッチの手動配布またはパッチの自動配布機能を使用して、更新プログラムを配布します。
- 手動配布
- Endpoint Central Cloudにログインし、パッチ管理タブ > パッチ > 欠落パッチ を開きます。
- 該当するパッチにチェックを入れ、[パッチのインストール]をクリックしてパッチ配布を構成します。
- 構成の名前の入力および配布ポリシーの選択をし、その他要件に応じて各項目を入力します。
- [配布]または[今すぐ配布]をクリックします。
- 自動配布
- Endpoint Central Cloudにログインし、パッチ管理タブ > 配布 > パッチ配布の自動化 を開きます。
- タスクの作成 > Windows をクリックし、アプリケーションの選択 > MicrosoftにおいてFeature Updateにチェックを入れます。
- その他の項目を入力し、自動配布タスクを構成します。
- 手動配布
その他のエディション(Home, Proなど)の場合 (直接通信)
- Microsoft社が依存ファイルの公開を停止したため、ご利用いただけません。
パッチの手動配布またはパッチの自動配布機能を使用して、64ビット環境に対してはPatch ID: 108026 を、32ビット環境に対してはPatch ID: 108030を配布します。- 手動配布
- Endpoint Central Cloudにログインし、パッチ管理タブ > サポート済みパッチ を開きます。
- 該当するパッチ(パッチID: 108026 または 108030)にチェックを入れ、[パッチのインストール]をクリックしてパッチ配布を構成します。
- 構成の名前の入力および配布ポリシーの選択をし、その他要件に応じて各項目を入力します。
- [配布]または[今すぐ配布]をクリックします。
- 自動配布
- Endpoint Central Cloudにログインし、配布タブ > パッチ配布の自動化 を開きます。
- タスクの作成 > Windows をクリックし、アプリケーションの選択 > MicrosoftにおいてFeature Updateにチェックを入れます。
- その他の項目を入力し、自動配布タスクを構成します。
- 手動配布
Windows 10 Feature Update(FU, 機能更新プログラム)の更新に関して発生する問題は、以下のEndpoint Centralオンプレミス版のナレッジをご覧ください。
パッチ配布の失敗 - Windows 10 Feature Update適用に関するエラー
パッチ配布の失敗 - Windows 10 Feature Update適用に関するエラー
以下の関連ナレッジもご確認ください。