Endpoint Central Cloud ナレッジベース

レポート機能


Endpoint Central Cloudでは、以下のレポートが利用可能です。

ADレポートおよびクエリレポート機能は、Endpoint Central Cloudでは利用できません。Endpoint Centralオンプレミス版のみの機能です。

スケジュールレポート

既成のレポートやカスタムレポートで作成したレポートを定期的にメールで送信します。

  1. レポートタブ > スケジュールレポート を開きます。
  2. [+スケジュールレポートの作成]をクリックします。
  3. スケジュール名および説明を入力します。
  4. 出力するレポートを選択します。
  5. エクスポート設定にしたがい、スケジュールレポートにおいて「技術担当者に決定を委任」されている場合は出力する形式をPDF/XLS/CSVから選択し、個人を特定しうる情報(PII)をそのまま表示するかマスキングするかを選択します。
    • 個人情報をマスク: PIIを伏せ字にします。(例: ユーザー名 user1 → ***** )
    • 個人情報を削除: PIIを空欄にします。(例: ユーザー名 user1 → -- )
    • 個人情報を保持: PIIをそのまま表示します。
  6. 送信方法を選択します。
    • 各レポートをアタッチメントとして送信する: サイズがしきい値を超えない限り、レポートをメールに添付します。
    • レポートをzipファイルとして送信する: サイズがしきい値を超えない限り、レポートをzip形式でメールに添付します。
    • Desktop Centralサーバーのディレクトリ上にレポートを保存し、URLを送信する: レポートにアクセス可能なURLをメールで送信します(レポートへのアクセスには、Endpoint Central Cloudへのログインが必要です)。
  7. 添付サイズ上限を指定します(デフォルト: 5 MB )。
  8. 送信先メールアドレス、件名、本文を入力します。
  9. 「スケジューラーの設定」をクリックし、レポート送信間隔を指定します。

 


カスタムレポート

インベントリ(IT資産管理)に関する内容について、選択したカラムを出力するレポートを作成できます。

  1. 任意のレポート名を入力します。
  2. サブモジュールを以下からひとつ選択します。
    • Computer: 各管理対象のシステム情報(コンピューター名、ドメイン名、IPアドレス、Macアドレス、搭載メモリ量、ログイン中のユーザー名、欠落パッチ数 等)、ユーザー(ユーザー名、ドメイン、SID、ステータス 等)、セキュリティ情報(アンチウイルスソフト名、アンチウイルスソフトの状態、Bitlocker[Windows]/FileVault[Mac]の状態、欠落パッチ数、ファイアウォールの状態、証明書 等)についての一般的な内容を表示する場合に選択します。
    • Hardware: ハードウェア(プリンター、モニター、ディスクドライブ、マウス、ビデオコントローラー[グラフィックボード]、プロセッサ[CPU]、BIOS、メモリ 等)ごとの情報を表示します。
    • Software: ソフトウェアごとの情報(ソフトウェア名、バージョン、ソフトウェアのカテゴリ、ライセンスの状態、インストールされているコンピューターの情報 等)を表示します。
  3. レポートに表示する情報のフィルター条件を選択します。複数の条件を指定する場合は、[値]フィールド右側にカーソルを移動させて表示される[+]をクリックします。

    (例)サブモジュールが Computer の場合、コンピューターに関するカラム/ユーザー名に関するカラム/セキュリティ情報に関するカラムを選択できます。Column のプロダウンをスクロールしてご確認ください。
    [PC名] [空白でない]: PC名が空白ではないコンピューター(=すべての管理対象)が表示されます。
    [リモートオフィス] [次と等しい] [Default Remote Office]: Default Remote Office に所属する管理対象が表示されます。
    [OS] [次の値を含む] [Windows] かつ [アンチウイルスソフトの保護ステータス] [次と等しい] [Disabled]: OSがWindowsで、アンチウイルスソフトが有効になっていない管理対象が表示されます。

  4. レポートに表示するカラムを選択します。[+]をクリックすると各カテゴリーに含まれるカラム一覧が表示されるため、レポートに表示したいカラムにチェックを入れます。
  5. レポートを保存する場合は[実行&保存]を、一時保存する場合は[実行]をクリックします。
  6. 作成したカスタムレポートは、レポートタブ > カスタムレポート から確認できます。 レポートタブ > スケジュールレポート から作成したカスタムレポートを選択することで、定期的にメール送信も可能です。

 


ユーザーのログオンのレポート

管理対象コンピューターにユーザーがログインした日時を表示します。詳細はオンプレミス版ナレッジをご覧ください。
ユーザーのログオンレポートを有効化するには、管理タブ > レポート設定 (または レポートタブ > ユーザーログインレポート を開き、右上の「編集」をクリック)を開き、「ユーザーログインレポートを有効にする」にチェックを入れます。また、ユーザーログイン情報の保持期間を入力して[保存]をクリックします。デフォルトの保持期間は30日のため、30日以上経過したユーザーのログイン情報は破棄されます。

 


電源管理レポート

管理対象コンピューターにユーザーがログインした日時を表示します。詳細はオンプレミス版ナレッジをご覧ください。
ユーザーのログオンレポートを有効化するには、Administratorとしてコンソール画面にログイン後 管理タブ > レポート設定 (または レポートタブ > ユーザーログインレポート を開き、右上の「編集」をクリック)を開き、「電源管理レポートを有効にする」にチェックを入れます。

 


構成レポート

Endpoint Central Cloud を使用して配布した構成(パッチの手動配布、ソフトウェア配布、USB制御などの配布は「構成」という単位で配布されます)の情報を表示します。
構成タブをクリックした直後に表示される「すべての構成」とほぼ同様の内容を、見やすい形で出力します。

 


パッチレポート

パッチ管理機能に関する内容について、以下の内容をレポートに出力します。

  • 欠落パッチ: パッチタブの「適用可能なパッチ」ページの内容をレポートとして出力します。
  • サポート済みパッチ: パッチタブの「サポート済みパッチ」ページの内容をレポートとして出力します。
  • 未承認のパッチ: パッチテストと承認設定においてパッチテストの実行(および承認)を有効化している場合、ステータスが「未承認」となっているパッチの一覧を表示します。
  • リモートオフィスごとの概要: 各リモートオフィスごとの詳細情報(各リモートオフィスに所属する管理対象台数、システムステータスポリシーの基準で「非常に脆弱」「脆弱」「正常」となる管理対象の各台数、欠落パッチ合計数 など)
  • システムステータスレポート: 各管理対象の欠落パッチの詳細およびシステムステータスポリシーにおける判定、各管理対象コンピューターの詳細などについて表示します。
  • 再起動が必要なシステム: 再起動が必要なパッチが適用され、再起動待ちの状態になっている管理対象一覧を表示します。

 


インベントリレポート

インベントリスキャンの結果を各種レポートとして確認できます。

 


USBレポート

管理対象コンピューターに接続されたUSBデバイスの履歴、および管理対象に適用しているUSB制御のポリシーを表示します。
使用するには、Administratorとしてコンソール画面にログイン後、管理タブ > 構成の設定 > USBの監査設定 (または レポートタブ > USBレポート を開き、右上の「USBの監査設定」をクリック)を開き、「USBの監査設定」で 有効化 を選択します。またレポートの保持期間とレポート生成頻度を入力して[保存]をクリックします。デフォルトの保持期間は30日のため、30日以上経過した情報は破棄されます。