ServiceDesk Plus Cloud ナレッジベース

「ログイン名」カラムが自動的に有効化される事象について


【事象】
[セットアップ] -> [ユーザー&許可] -> [依頼者]または[技術者]一覧の「ログイン名」が自動で有効化される。

しかし、依頼者も技術者もログインはできません。

なお、技術者の場合、ユーザーの編集画面を開くと「役割」が割り当てられていない状態となります。

【原因】
ESM Directory -> [Service Deskインスタンス]にて、「アクセス権限」が「組織の全員」と設定されており、かつ以下の場合に事象が発生します。

  • シングルサインオン(SSO)を設定している場合
  • ESM Directory(ESMディレクトリ)-> [Users](ユーザー)にユーザーが登録されており、パスワードが設定されている場合

【解決策】
各インスタンス右上[…] -> [インスタンスを編集]より、「アクセス権限」を「このインスタンスに対する権限を持つユーザー」に変更してください。
これにより、「ログイン名」が自動で有効化されないようになります。

また、「ログイン情報」-> 「ログインを削除」にて「削除」をクリックし、ログイン権限を完全に削除してください。

以下のエラーメッセージについて:
実際にはログイン権限を付与していないにも関わらず、「ログイン名」が表示されたユーザーがインスタンスにアクセスしようとすると表示されます。

こちらは、[セットアップ] -> [ユーザー&許可] -> [技術者]または[依頼者]に適切にアクセス権限が設定されていないことによるインスタンスにアクセスできない旨を報せるメッセージとなります。