Endpoint Central (Desktop Central)関連のログの取得・アップロード方法
作成日:2019年1月7日 | 更新日:2025年9月2日
本記事では、サポートにお問い合わせいただく際に必要となる場合がある、Endpoint Centralに関連したログの取得方法、ならびにアップロード方法について記載いたします。
- ■Endpoint Central サーバーログの取得方法
- ■エージェントログの取得方法(Windowsエージェントログ / Macエージェントログ / Linuxエージェントログ)
- ■配信サーバーログの取得方法
- モバイルデバイスログの取得方法 (Androidデバイスログ / iOSデバイスログ)
- セキュアゲートウェイサーバーログの取得方法
- ServiceDesk Plusログの取得方法
- [関連ナレッジ] エージェントインストールログの取得方法
- [関連ナレッジ] HARファイル/コンソールログの取得・アップロード方法
- [関連ナレッジ] デバッグログの有効化/無効化方法
- (参考)製品コンソールに関するログや管理対象のログ情報(関連する機能)
ログのアップロード方法
■サーバーのログ取得方法
- Endpoint Central (Desktop Central)がインストールされているフォルダー内のlogsフォルダーを右クリックします。
デフォルトのフォルダーは初回インストール時のビルドおよび環境によって異なります。以下は代表的なパスです。
C:\Program Files\DesktopCentral_Server
C:\ManageEngine\DesktopCentral_Server
C:\ManageEngine\ServiceDesk\DesktopCentral_Server
C:\Program Files\ManageEngine\UEMS_CentralServer - 送る > 圧縮(zip形式)フォルダーをクリックします。
- zipファイルの名前を<リクエストID>(メール件名に含まれる6桁の数字)_serverlogs.zipに変更します。
(例) 597877_serverlogs.zip
- アップロード方法を確認し、ログファイルをアップロードします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
■エージェントのログ取得方法
エージェント(Windowsマシン)のログ取得方法
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エージェントトレイアイコンを表示させている場合
エージェント設定においてエージェントトレイアイコンの表示を有効化している場合、以下の手順を実行します。- エージェントトレイアイコンを右クリックし、「Endpoint Central Agent Details」 > 「エージェントログのアーカイブ」を選択します。(ビルドによっては Desktop Central Agent Details と表示されます)
- 「アーカイブ中」のメッセージが表示されるため、数分程度待ちます。
- 数分程度待ち、エージェントフォルダー(C:\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent など、ビルドによってデフォルトのパスが異なります)を開きます(ビルドによっては、以下のような「ログのアーカイブが完了しました」のメッセージが表示され、新規ウィンドウでログファイルが表示される場合があります)。
- 取得したログファイルの名前を<リクエストID>_agentlogs.7zに変更します。
(複数のPCからログを送付する場合は、<リクエストID>_<PC名>.7z とします) - アップロード方法を確認し、アップロードします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
- エージェントトレイアイコンを右クリックし、「Endpoint Central Agent Details」 > 「エージェントログのアーカイブ」を選択します。(ビルドによっては Desktop Central Agent Details と表示されます)
-
エージェントトレイアイコンを表示させていない場合 / コマンドで実行する場合こちらの方法でファイルが生成されない場合は、この次に記載の「直接zip化する場合」の方法を実行します。
- 管理者としてコマンドプロンプトを実行し <エージェントフォルダー>\bin フォルダーを開きます。
(例)cd C:\Program Files (x86)\DesktopCentral_Agent\bin
(例)cd C:\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent\bin - 以下のコマンドを実行します。
dcagenttrayicon.exe -logs
- エージェントフォルダー内に 1_<PC名>.7z ファイルが生成されます。
- 生成されたファイルの名前を<リクエストID>_agentlogs.7zに変更します。
(複数のPCからログを送付する場合は、<リクエストID>_<PC名>_agentlogs.7z とします)(例) 597877_agentlogs.7z
- アップロード方法を確認し、ファイルをアップロードします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
- 管理者としてコマンドプロンプトを実行し <エージェントフォルダー>\bin フォルダーを開きます。
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エージェントトレイアイコンを表示させていない場合 / 直接zip化する場合
- エージェントがインストールされているフォルダー内のlogsフォルダーを右クリックします。
インストールフォルダーは環境によって異なる場合があります。
(例)C:\Program Files (x86)\DesktopCentral_Agent
(例)C:\Program Files (x86)\ManageEngine\UEMS_Agent - 送る > 圧縮(zip形式)フォルダーをクリックします。
- 生成されたファイルの名前を<リクエストID>_agentlogs.zipに変更します。
(複数のPCからログを送付する場合は、<リクエストID>_<PC名>.zip とします)(例) 597877_agentlogs.zip
- アップロード方法を確認し、ファイルをアップロードします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
- エージェントがインストールされているフォルダー内のlogsフォルダーを右クリックします。
リモート制御機能を使用して、遠隔から管理対象PCのログファイルを取得することも可能です。詳細な使用方法はリモート制御機能のナレッジをご覧ください。
- 「ツール」タブ →「リモート制御」を開き、対象のPCを選択して接続します。
- 上記のいずれかの方法により「7z」形式または「zip」形式でログを作成し、(当該の接続先PCの)デスクトップ上などの分かりやすい場所に保存します。
- リモート制御ツールの左側メニュー →「ファイル転送」をクリックし、RemoteControlLauncher.exeを開きます(接続元のPCにRemoteControlLauncher.exeがインストールされていない場合は、表示にしたがって「UEMSRemoteControl.msi」をダウンロード・インストールします)。
- 作成したログファイルを(接続元のPCの)ローカルにダウンロードします。
- リモート制御ツールのウィンドウを閉じ、接続を終了します。
エージェント(Macマシン)のログ取得方法
- ターミナルを開きます。
- 以下のコマンドを実行してエージェントがインストールされているディレクトリのlogsディレクトリへ移動します。
(例)
cd /Library/DesktopCentral_Agent/logs
(例)cd /Library/ManageEngine/UEMS_Agent/logs - 以下のコマンドを実行してスクリプトを実行します。
sudo ./collectlogs.sh - エージェントがインストールされているディレクトリ内に生成された<ホスト名>_DCAgent_logs.zipファイルの名前を<リクエストID>_agentlogs.zipに変更します。
(複数のPCからログを送付する場合は、<リクエストID>_<PC名>.zip とします)(例) 597877_agentlogs.zip
- アップロード方法を確認し、ファイルをアップロードします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
エージェント(Linuxマシン)のログ取得方法
- ターミナルを開きます。
- エージェントがインストールされているディレクトリ内のlogsディレクトリへ移動します。
(例)
cd /usr/local/desktopcentralagent/logs
(例)cd /usr/local/manageengine/uems_agent/logs - 以下のコマンドを実行してスクリプトを実行します。
sudo ./Collectlogs.sh - エージェントがインストールされているディレクトリ内にできた<ホスト名>_UEMSAgent_Logs.zipを<リクエストID>_agentlogs.zipに変更します。
(例)sudo mv ./RHELServer01_UEMSAgent_Logs.zip ./597877_agentlogs.zip
- アップロード方法を確認し、ファイルをアップロードします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
■配信サーバーのログ取得方法
- 配信サーバーがインストールされているディレクトリ配下がインストールされているフォルダー内のlogsフォルダーを右クリックします。
デフォルトのフォルダーは初回インストール時のビルドおよび環境によって異なります。以下は代表的なパスです。
C:\Program Files (x86)\DesktopCentral_DistributionServer
C:\Program Files (x86)\UEMS_DistributionServer - 送る > 圧縮(zip形式)フォルダーをクリックします。
- zipファイルの名前を<リクエストID>_DSseverlogs.zipに変更します。
(例) 597877_DSserverlogs.zip
- アップロード方法を確認し、アップロードします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
モバイルデバイスのログの取得方法
ME MDMアプリ(Android端末)のログの取得方法
- 対象デバイスでManageEngine MDMアプリを開きます。
- Device Details > sectionを開きます。
- Agent Log Directoryに移動し、ディレクトリのパスをメモしておきます。
- ファイルブラウザーアプリを開き、先ほどメモしておいたディレクトリを開きます。
- ファイル名が"mdmagentLog*.txt"となっているファイルを、他のアプリ等でPCに送信します。
- PCでファイルを圧縮し、ファイル名を<リクエストID>_androidlogs.zipに変更します。
- アップロード方法を確認し、ファイルをアップロードします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
ME MDMアプリ(iOS端末)のログの取得方法
- 対象デバイスでManageEngine MDMアプリを開きます。
- Supportをタップして開きます。
- 「Send Logs to the server」をタップします。ログの取得が完了すると「Info Logs successfully collected | Close」が表示されます。
- 続いて「Email logs」をタップします。
- issue typeを選択します。
- admin emailにはスーパー管理者のメールアドレスを入力します。
- problem descriptionには問題の内容を入力し、併せて"Contact Zoho Japan Support"と入力します。
- ticket IDには入力せず、「I understand the log files might contain personal data and agree to share the same to be used in accordance to the Term of Service and Privacy Policy」(ログファイルには個人データが含まれる可能性を理解し、サービス利用規約およびプライバシーポリシーに従って使用されるログファイルを共有することに同意します。)にチェックを入れます。
- Sendをタップします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
セキュアゲートウェイサーバーのログ取得方法
- セキュアゲートウェイサーバーがインストールされているフォルダー内のlogsフォルダーを右クリックします。
デフォルトのフォルダーは初回インストール時のビルドおよび環境によって異なります。以下は代表的なパスです。
C:\Program Files (x86)\ME_Secure_Gateway_Server - 送る > 圧縮(zip形式)フォルダーをクリックします。

- zipファイルの名前を<リクエストID>_SGSeverlogs.zipに変更します。
(例) 597877_SGserverlogs.zip
- アップロード方法を確認し、アップロードします。
- アップロードを実行したことを問い合わせで返信します。
ServiceDesk Plusログの取得方法
- ServiceDesk Plusサーバーにログインし、ServiceDesk Plusサーバーのインストールフォルダーを開く
- <ServiceDesk Plusサーバーフォルダー>\server\default\log logsフォルダーを右クリック
- 送る > 圧縮(zip形式)フォルダーをクリック
- zipファイルの名前を<リクエストID>_DSlogs.zipに変更する
- →アップロード方法
なお、ServiceDesk PlusとEndpoint Centralを連携させている場合は、ServiceDesk Plus(製品版)とEndpoint Central(無料版)を連携させている場合の対応もご覧ください。
(参考情報)その他関連する機能
製品コンソールに関するログ
製品コンソール画面での製品ユーザーによる操作履歴はアクションログビューアを、自身のログイン履歴についてはプロフィールをご覧ください。アクションログビューアの履歴については、ManageEngine Log360へ連携することが可能になりました。
管理対象のログ情報
管理対象のコンピューターから取得したユーザーログインやPC稼働時間、USBデバイス履歴などの情報についてはレポートを、リモート制御機能を使用して管理対象PCのイベントログを遠隔で確認する方法はこちらをご覧ください。
取得ログのアップロード方法
「リクエストID」(お問い合わせ番号)とは、お問い合わせ送信後の返信メールのタイトルに含まれる、「#から始まる数字6桁の番号」のことです。
なおリクエストIDが不明の場合は、アップロード年月日をご入力いただき、お問い合わせにてファイル名をお知らせください。
通常のアップロード方法
- ゾーホージャパン保守サポート Webfileにアクセスします。
- 「ファイル追加」ボタンよりファイルをアップロードします。
- 「差出人宛のメッセージ」欄に リクエストID を入力します。
- 「アップロード」をクリックしてログのアップロードを完了します。
- アップロード後、お問い合わせにご返信ください。返信にてログをアップロードしたことをサポートまでお知らせいただくと、スムーズな対応が可能となります。
※ WebFileへのアップロードのみを実行いただいた場合、サポートにおいてログを確認いたしかねる場合がございます。アップロード後は必ず、お問い合わせの返信にてお知らせください。
ServiceDesk Plus(製品版)とEndpoint Central(無料版)をご利用の場合の対応
ServiceDesk Plus(製品版)とEndpoint Central(無料版)をご利用の場合、ServiceDesk Plusのサポートをご利用ください。
日本法人でのサポートに対応していないエディション/アドオン等をご利用の場合の対応
日本法人でのサポートに対応していないエディションやアドオンをご利用の場合、日本法人でサポートしている範囲についてのみ対応いたします(区分が不明な場合などは、まず日本法人のサポートにお問い合わせください)。
なおご契約時にサポートに関する制限事項を設けた場合(グローバルでのサポートのみを利用する等)、日本法人でのサポートをご利用いただけない場合がございます。
「サポート」タブおよびコンソール画面からのアップロードについて(ご注意ください)
コンソール画面における「サポート」タブや、製品情報のアップロードは、日本法人でのサポートの対象外です。
アップロードいただいた場合、それらの情報は日本法人には通知されず、グローバルサポートに送信されます。どうぞご注意ください。
Bonitasを利用する場合のアップロード方法
上記のログアップロードサイトを利用いただけず、かつお客様でご利用可能なファイル共有サービスがない場合、Zohoアップロードサイトである「Bonitas」をご利用ください。
- [アップロードサイト(Bonitas)]にアクセスします。
- アップロードフォームに以下の値を入力します。
- Ticket - Id:お問い合わせメール件名に記載のリクエストID(6~7桁の数字)を入力します。
- Your Email Address:お客様のメールアドレスを入力します。
- [+Add Files]ボタンをクリックし、アップロードするファイルを選択します。(uploadボタンを押すまでStatusは0%のままです)
Log analysis、Debugging、Migration の3つのチェックボックスは「Debugging」が選択されていることを確認してください。選択が異なっている場合、ファイルの受領まで通常よりも時間を要します。
- [Upload]ボタンをクリックし、アップロードが完了するまでお待ちください。
※ bonitas.zohocorp.com へのファイルアップロードを許可する必要があります。 - アップロード完了後、[File Name : ]に表示されたファイル名を、サポート担当者に必ずご返信ください。
返信にてログをアップロードしたことをサポートまでお知らせいただくと、スムーズな対応が可能となります。ご連絡いただくまで調査が開始されない場合がございますので、必ずお知らせください。

以上が、Endpoint Centralに関するログ取得方法、ならびにアップロード方法です。
