Desktop Central 10.1.2220.18リリースノート
作成日:2022年11月1日 | 更新日:2023年3月30日
Desktop Central 10.1.2220.18 リリースノート
2022年11月1日リリース
このページでは、Desktop Central 10.1.2220.18 リリースノートを記載しています。アップグレード手順はこちらの記事をご覧ください。
本ビルドはApacheのライブラリのバージョンに起因するSAML認証の脆弱性への対応のための緊急リリースとなっており、一部英語表示が残る機能制限がございます。なおSAML認証をご利用でないお客様はアップグレードの必要はございません。
また本ビルドより、製品名が Desktop Central から Endpoint Central に変更されます。現時点で名称以外の変更点はなく、追加費用等は発生いたしません。サポートにおいても当面の間「Desktop Central」としてご案内させていただきます。次のページも併せてご確認ください。
本ビルドへアップグレードした場合に影響にある不具合が発見されています。Desktop Central 10.1.2220.18 をご利用の場合、2022年12月2日に日本国内向けにリリースされた Desktop Central 10.1.2220.20 へのアップグレードを推奨します。
目次
コンピューター管理
【機能強化】
- macOS Venturaをサポート対象に追加しました。
- Windows 11への非互換性を確認する機能をインベントリレポートに追加しました
- 表示される製品名をDesktop CentralからEndpoint Centralに変更しました(製品ご案内時の名称は2023年3月7日より変更いたしました)。
- 通知領域のアイコンが変更されました。
- 再起動の保留中PCの一覧に関する機能を強化しました。
- Linux端末に対してパッチ操作とメタファイルのダウンロードを中止するオプションを導入しました。
- エージェントの手動アンインストール時に
2段階認証ワンタイムパスワードを導入し、エージェントのアンインストールを制限している場合でも手動アンインストールが実行できるようになりました。 - エージェントのアンインストールを制限する設定について、エージェント設定>一般設定から分離し、「エージェント保護設定」として独立した設定項目としました。
- macOS 10.11より前のmacOSをEndpoint Central(Desktop Central)のサポート対象から除外しました。
- サーバーのプロキシ設定を再使用し、Notification Serverへの接続を再試行する機能を導入しました。
- 自動配布タスクにおいて依存パッチのインストールステータスを表示する機能を導入しました。
- パッチ管理機能において、サーバーがパッチをベンダーサイトからダウンロードする時間を制限する「ダウンロードウィンドウ」機能を導入しました。
- 欠落パッチのダウンロードに関する「Patch download settings(パッチダウンロード設定)」を新たに導入しました。
- サポートされていないデバイスでスケジュールアクションが実行された際に特定のエラーメッセージを表示する機能を導入しました。
- 管理範囲がリモートオフィス/カスタムグループに限定されているTechnician(技術者)ロールの製品ユーザーにも、セルフサービスポータルからカスタムグループ(コンピューター)に対してソフトウェアパッケージを公開する権限を追加しました。
- Linuxにおいてトラブルシューティングツールが利用可能になりました。
【不具合修正】
- SAML認証でシングルサインオンを設定している場合にリモートコード実行が可能になる脆弱性(CVE-2022-47966)を修正
- Apache Commons Textのバージョンをアップグレード(参考: Apache Commons Textライブラリの重大な脆弱性(CVE-2022-42889)の影響)
- スケジュールタスクを配布する際に生じる不具合を修正
- ポート設定における軽微な不具合を修正
- Windows認証を利用したDB移行時の軽微な不具合を修正
- オンデマンドタスク実行に関して軽微な機能強化を実施
- 特定の場合にエージェントのアップグレードに失敗する不具合を修正
- 特定の場合にユーザーの情報を変更した際に生じる不具合を修正
- 配布のオンデマンドタスクに関する軽微な不具合を修正
- システムマネージャー機能の軽微な不具合を修正
- リモート制御機能におけるチャット開始時の軽微な不具合を修正
- 特定の場合にライセンス検証時に生じる不具合を修正
- CentOSとOracle Linuxのサブスクリプションの検出に関連する不具合を修正
- Red Hat 設定においてRed Hat アカウント入力後検証が終わらない不具合を修正
- メタファイルのダウンロード失敗により、CentOS/SUSE Linux/Oracle Linuxのパッチスキャンが失敗する不具合を修正
- 管理対象のインベントリデータを表示する際に高度な検索オプションを利用した場合に生じる不具合を修正
- ファイルマネージャーにおいてファイルサイズでソートした際に生じる軽微な不具合を修正
- Linuxエージェントのパッチ配布におけるストアディレクトリとswitch IDの不具合を修正
- Red Hat8のパッチスキャンとライセンス検出の不具合を修正
- ネットワークのバージョンがNULLとなることでRed Hatの指定システムの同期が失敗する不具合を修正
- サービス起動時の不具合を修正
- ファイルの変更時間を表示する際に生じる不具合を修正
- イベントビューアのタイムログ機能におけるソート機能の不具合を修正
- システムマネージャーのレジストリ機能におけるアクションボタンへのアクセシビリティを修正
【制限事項】
- 一部英語で表示される個所がございます
- Windowsエージェント向けトラブルシューティングツールのテキスト情報が表示されない不具合が再発しています(トラブルシューティング機能には問題ありませんが、表示において不具合が発生しています)。
MDM(モバイルデバイス管理)
【機能強化】
- カスタム設定アプリからサムスン端末のデータ取得に対応
- カスタム設定からデフォルトキーボードが有効化されているときカスタムキーボード設定が利用可能となるように機能強化
- ユーザー入力時に自動補完を有効化/無効化できるように機能強化
- キオスクモード停止時に理由の入力を求められるように機能強化
- Wi-Fiセキュリティの強化のために、PAPサポートキーの追加機能を導入
- 非サムスン端末に対してアプリケーションデータを消去するコマンドを導入
- iOSのアプリごとのVPNペイロードにiKev2とISPECを設定できるように機能強化
- MDM登録方法とその利点について強調して表示するようにUIを強化
- Androidデバイスでユーザーが制限された機能にアクセスしようとした際にカスタマイズしたメッセージを表示する機能を導入
- Apple Business Managerから複数のlocation tokenを管理できるように機能強化
- Managed Google Playアプリの同期が失敗した際にステータスをその理由と併せて表示するように機能強化
- ネットワークの問題の解決をするために、APNsの接続性をテストし、中間エラーメッセージを表示する機能を導入
【不具合修正】
- セキュアゲートウェイを設定時、キオスク、壁紙、ウェブショートカットをロードする際に生じる不具合を修正
【制限事項】