リクエストの承認者を依頼者が選べるようにできますか?
作成日:2025年4月4日 | 更新日:2025年4月9日
動作確認日:2025年4月4日
質問
リクエストの承認者を依頼者が選べるようにできますか?
回答
はい、リクエストの承認者を依頼者が選べるようにできます。
なお、インシデントリクエストとサービス要求では設定方法/対応フローが異なります。
インシデントリクエストの場合
設定手順に記載の設定を行うことで、リクエストの承認者を依頼者が選べるようにできます。
なお、本手順の設定では、選択した承認者に対して、承認依頼を自動で送信することはできません。
承認者に承認依頼を送信するには、技術担当者が手動で承認依頼を送信する必要があります。
設定手順
- [管理]→[テンプレート&フォーム]→[リクエストテンプレート]をクリックします。
- 該当するリクエストテンプレートをクリックします。
- 「ドラック&ドロップフィールド」セクションの[新規]をクリックします。
- 「ルックアップ」の追加フィールドをテンプレートに追加します。
- 「フィールド名」を入力し、「参照エンティティ」で「ユーザー」を選択します。
- 条件で「リクエスト承認者」「が~」「はい」を設定します。

- [保存]をクリックします。
対応フロー
- 依頼者が承認者を選択して、インシデントリクエストを起票します。

- 技術担当者がインシデントリクエストを確認します。
- 「情報」タブで、上記手順で作成した承認者のルックアップ追加フィールドに選択された承認者を確認します。

- [承認]タブ→[承認の依頼]をクリックして、「宛先」に、選択された承認者を入力します。
- 必要に応じて「件名」や「説明」を編集します。

- [送信]をクリックし、承認者からの承認アクションを待ちます。
サービス要求の場合
デフォルトで組み込まれている「承認者」フィールドを使用して、リクエストの承認者を依頼者が選べるようにできます。
このフィールドはサービス要求の「承認」タブの「ステージ1」と連動しています。
そのため、依頼者がサービス要求を作成する際に、「承認者」フィールドに承認者を設定すると、該当する承認者がステージ1に追加されます。
すでに「承認」タブにおいて承認者が設定されている場合は、ステージ1に設定されている承認者が表示され、必要に応じて承認者を編集できます。
「承認」タブではステージを5段階まで作成可能です。しかし、「承認者」フィールドに表示され、編集できる承認者は「ステージ1」に設定されている承認者のみです。
承認依頼の自動送信については、サービス要求テンプレートの「承認」タブにある「承認通知を自動で送信」を有効化した場合、自動で送信されます。
設定手順
- [管理]→[テンプレート&フォーム]→[サービスカテゴリ]をクリックします。
- 該当するサービス要求テンプレートをクリックします。
- 「ドラック&ドロップフィールド」セクションの[利用可能]から「承認者」フィールドをテンプレートにドラック&ドロップします。

- [保存]をクリックします。
対応フロー
- 依頼者が承認者を選択して、サービス要求を起票します。

- システムによって、承認のステージ1に、依頼者が選択した承認者が設定されます。
- サービス要求テンプレートの「承認通知を自動で送信」の設定によって、承認依頼が自動で送信されるか、または、技術担当者が手動で承認依頼を送信します。
- 承認者からの承認アクションを待ちます。