Active Directory管理ツール「ADManager Plus」との連携
作成日:2026年5月7日 | 更新日:2026年6月2日
概要
このナレッジでは、Active Directory管理ツールの「ADManager Plus(以降:ADMP)」とServiceDesk Plus Cloud(以降:SDPC)を連携するための手順や、実際の操作、連携に関するよくある質問などを紹介します。
ADMP連携でできること
ADMPとSDPCを連携すると、SDPCのリクエスト画面から、ADアカウントのパスワードリセットや、作成/削除/無効化などを簡単に実行できるようになります。
画像2:ADアカウントの作成
前提条件・検証に使用した環境
ADMP連携を行うための各製品/サービスの前提条件、および当社が連携検証時に使用した製品/サービスの環境は以下の通りです。
前提条件
- ADMPのライセンスに「オペレーターライセンス」が付与されていること
→本連携はADMPのAPIコールを行います。
このAPIコールのクレジットは、デフォルト管理者(admin)には付与されません。
→詳しくは「よくある質問 - Q1」および「ADManager PlusのAPI連携機能」をご覧ください。
- SDPCのライセンスが「Enterprise Edition」であること
→SDPCのEditionについては「ServiceDesk PlusのEdition別価格」をご覧ください。
その他前提条件については「ADManager Plus連携 - 要件」に記載の要件をご確認ください。
検証に使用した環境
当社では、以下の環境を使用し検証を行っております。
- ADMP:
ビルド 8041 - SDPC:
日本データセンター
ADMPのサポートビルド一覧については、「ADManager Plusのサポート - サポート終了について」をご覧ください。
連携手順
連携手順は大きく分けて以下の3段階に分かれます。
1.プローブのインストール
「プローブのインストール」を参考に、SDPCのプローブをインストールします。
プローブについて
- プローブは、(ADMPなどの)オンプレミス製品との通信の仲介や、「資産管理」機能で装置をスキャンするために用いられるソフトウェアです。
- 「SDPC⇔プローブ⇔ADMP」のように、両製品はプローブとの疎通が取れる必要があります。
通信要件は「プローブサーバーの通信要件およびスキャン実行時の要件」をご覧ください。 - プローブをインストールするためのサーバー要件は、
「動作環境/システム要件」の「クラウド版」に記載のプローブサーバーの要件をご覧ください。
2.製品同士の連携
「ADManager Plus連携 - ADManager PlusのServiceDesk Plus Cloudとの連携」を参考に、ADMPとSDPCを連携します。
表示されたURLをコピーして、ADMP側の設定項目([管理]→「システム設定」→[統合]→[ServiceDesk Plus Cloud])の「参照先URL」へペーストする必要があります。

3.ユーザー情報の連携
ADMPのオペレーターとSDPCの技術担当者の関連付けを行います。
- ADMPナレッジ「ADManager Plusの連携機能 - 認証トークンの生成手順」を参考に、ADMPにスーパー管理者としてログインし、ADMPのオペレーターのAuthtoken(認証トークン)を生成します。
- 生成したAuthtokenのキーをコピーしたら、「ADManager Plus連携 - 技術担当者の関連付け」の手順5以降を参考にSDPCの技術担当者とADMPのオペレーターを連携します。
追加でADMPのオペレーターとSDPCの技術担当者を連携したい場合や、関連付けたユーザーの編集/関連付け解除を行いたい場合、
[ADManager Plus]タブ→[Associate Users(ユーザーの関連付け)]に移動して操作を行うことができます。
SDPCからADMPを介した実際のAD操作
実際のActive Directoryへの操作(ADMPのアクション)は、起票されたリクエストベースで行います。
[リクエスト]タブ→対象のリクエストをクリック→詳細ページ右ペインの[Active Directory Management]から実行できます。
対応しているActive Directoryの操作(ADMPのアクション)については、
「ADManager Plus連携 - 対応しているActive Directory運用」をご覧ください。
よくある質問
Q1. ADMPのアクションについて、APIコールのクレジット制限数はありますか?
A1.
ADMPのライセンスの「1オペレーター×50回」分付与されます。
このクレジットは消費されてから24時間後に自動的リセットされます。
Q1. APIコールのクレジットの消費タイミングを教えてください。
A2.
SDPCからADMPへのコールが成功したときにのみ消費されます。
Q1およびQ2について、詳細はADMPナレッジ「ADManager PlusのAPI連携機能 - API連携機能の概要」をご覧ください。
Q3. SDPCで不要なADMPアクションを非表示にできますか?
A3.
はい、可能です。
[ADManager Plus]タブ→[Actions]に移動し、非表示にしたいアクションのステータストグルを無効にしてください。

Q4.特定のリクエストテンプレートのみや、承認後のリクエストにのみ「Active Directory Management」のメニューを表示させることはできますか?
A4.
はい、可能です。
以下の手順を参考に条件を設定してください。
- [管理]→[開発者スペース]→[カスタムウィジェット]へ移動します。
- 「ADManager Plus」のプルダウンを展開し、「Active Directory Management」→「条件 >」横にある[設定]をクリックします。

- 表示された画面の「基準」セクションで、組織の要件に応じた条件を設定し[保存]します。

この設定を適用することで、条件に一致した場合のみ、リクエストの右ペインに「Active Directory Management」が表示されるようになります。
Q5.SDPCからADMPを介して実行したAD操作の履歴を確認する方法はありますか?
A5.
はい、可能です。
ADMPの[委任]→[オペレーターの監査レポート]→[監査レポート]のレポートから確認できます。
レポートカラムの「使用モジュール」で「ManageEngine ServiceDesk Plus Cloud」を選択することで、絞り込むことや、エクスポートを行うことも可能です。
詳しくはADMPユーザーガイド「監査レポート」をご覧ください。
その他ご不明な点がございましたら、弊社サポートまでお問い合わせください。
- ADManager Plus、ServiceDesk Plus Cloudのご購入を検討中で、評価版をご利用中の場合
→「評価版のサポート」ページを参考に、対応する製品に対して問い合わせフォームよりお問い合わせください。 - ADManager Plus、ServiceDesk Plus Cloudをすでにご購入いただいている場合
→「製品購入後のサポート」ページを参考に「ManageEngine Community」から対応する製品へお問い合わせください。




