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資産の貸出しに関するおすすめの活用方法


動作確認ビルド:14940

対象のEdition:Professional Edition、Enterprise Edition

概要

資産を貸出す際のおすすめの活用方法をご案内いたします。

目次

使用する機能

予約機能:貸出しを希望する資産の予約ができます。

リース機能:指定した期間、ユーザーへ資産を貸出し、それを記録として残すことができます。

上記の機能により、資産の予約から貸出し完了、貸出資産の返却までを一元管理することができます。

業務フロー

予約/リース機能を使用した簡単な業務フローは以下のとおりです。

  1. ユーザー(依頼者/技術担当者)が資産の予約を行います。
  2. 技術担当者が資産の予約を確認し、該当資産が貸出し(リース)可能かどうかを確認します。
  3. 貸出し可能であればリース登録を行い、ユーザーに資産を貸出します。
  4. 貸出し期限が終了した後、資産の返却処理を行います。

設定

上記の業務フローのとおりに運用するには以下の設定を行います。

予約機能の有効化

  1. [資産]→[資産の予約とリース]→[予約設定]をクリックします。
  2. 「予約設定」のトグルを有効化します。
  3. 必要に応じて「製品タイプの仕様」、「一般」、「目的の設定」の各項目を設定します。

詳細は、「資産の予約」をご覧ください。

リース可能資産の選択

  1. [資産]→[資産の予約とリース]→[リース可能資産]→[リース可能な資産のマーク]をクリックし、資産の一覧を表示します。
  2. ユーザーに対してリース可能資産のチェックボックスにチェックを付け、[保存]をクリックします。

詳細は、「リース可能資産」をご覧ください。

資産の予約/リース通知の有効化

  1. [管理]→[自動化]→[通知ルール]→[資産]をクリックします。
  2. 「資産の予約/リース通知」セクションに移動します。
  3. 「資産のリース期間満了時、選択した技術担当者と資産所有ユーザーにメールで通知」や、その他必要な通知ルールを有効化します。
  4. 必要に応じて[テンプレートのカスタマイズ]からテンプレートを編集します。
  5. [保存]をクリックします。

詳細は、「リース登録」をご覧ください。

具体例

詳細な業務フローは以下のとおりです。一例ですので、組織の運用に応じてフロー等をご変更ください。

資産の予約を行うユーザーが依頼者の場合
  1. 依頼者が依頼者ポータルの[資産の予約]または[新規予約]をクリックします。
  2. 貸出しを希望する資産や開始日等、必要な情報を入力し、予約します。
  3. 技術担当者が[資産]→[資産の予約とリース]→[予約]から、依頼者からの資産の予約を確認します。
  4. 資産の貸出しが可能であれば、[ユーザーにメール]をクリックして、受取時間/場所等をメールします。
  5. 依頼者が受け取りに来たら、[資産]→[資産の予約とリース]→[予約]で該当予約を開き、資産情報のチェックボックスにチェックを入れ、[リース]をクリックします。
  6. 「新規リース」フォームに必要な情報を入力し、[チェックアウト]をクリックします。
  7. [資産]→[資産の予約とリース]→[リース登録]に情報が記録されます。
  8. 資産の貸出し後、通知ルールでの設定により、貸出し期限の終了前後で依頼者/技術担当者に通知が送信されます。
  9. 依頼者は資産の貸出しを延長するか終了するかを判断し、技術担当者へ連絡します。
  10. 技術担当者は[資産]→[資産の予約とリース]→[リース登録]より、該当資産の延長/返却処理を行います。
資産の予約を行うユーザーが技術担当者の場合
  1. [クイックアクション]アイコン →[新規作成]→[資産の予約]または[資産] →[資産の予約とリース]→[予約]→[新規]をクリックします。
  2. 貸出しを希望する資産や開始日等、必要な情報を入力し、予約します。
  3. 資産を予約した技術担当者と資産を貸出す技術担当者が同じ場合:手順4へ進みます。
    資産を予約した技術担当者と資産を貸出す技術担当者が異なる場合:資産を貸出す技術担当者は[資産]→[資産の予約とリース]→[予約]から予約を確認し、[ユーザーにメール]をクリックして、受取時間/場所等をメールします。
  4. 資産の貸出し希望日時になったら、または、資産を予約した技術担当者が受け取りに来たら、[資産]→[資産の予約とリース]→[予約]で該当予約を開き、資産情報のチェックボックスにチェックを入れ、[リース]をクリックします。
  5. 「新規リース」フォームに必要な情報を入力し、[チェックアウト]をクリックします。
  6. [資産]→[資産の予約とリース]→[リース登録]に情報が記録されます。
  7. 資産の貸出し後、通知ルールでの設定により、貸出し期限の終了前後で技術担当者に通知が送信されます。
  8. 資産を予約した技術担当者と資産を貸出した技術担当者が同じ場合:[資産]→[資産の予約とリース]→[リース登録]より、該当資産の延長/返却処理を行います。
    資産を予約した技術担当者と資産を貸出した技術担当者が異なる場合:資産を予約した技術担当者は資産の貸出しの延長/終了を判断して、資産を貸出した技術担当者へ該当資産の延長/返却処理を依頼します。