LDAPからユーザーをインポートする場合の依頼者の名称について
作成日:2014年1月23日 | 更新日:2022年2月7日
LDAPから依頼者情報をインポートする場合の「依頼者の名称(CIの名称)」フィールドについて説明します。
依頼者の名称(CIの名称)は次の設定、および、仕様に基づいて、インポートされます。
- [SDLDAPFIELDMAP]テーブルに「displayname」に対する属性名が設定されている場合は、その値を参照して、インポートします。
- 上記テーブルに「displayname」が設定されていない場合は、LDAPサーバーで設定されている「display name」属性を検索し、当該属性がある場合は、その属性から値をインポートします。
- 「Novell」および「OpenLDAP」を選択している場合は、「full name」属性を検索し、当該属性がある場合は、値をインポートします。
- 上記1-3のすべてが「Null」(該当属性がない)の場合は、LDAPインポート設定で「ログイン属性ラベル」フィールドに入力した属性の値を、依頼者の名称としてインポートします。
【既知のエラー】
現在(8217ビルド)、LDAPインポート設定画面の「ユーザログオン名属性ラベル」に指定した属性と、「SDLDAPFIELDMAP」テーブルで「displayname」に対して指定した属性が同じ場合、依頼者の名称が正しくインポートされません(「ログイン属性ラベル」に指定した属性の値が、依頼者の名称に設定されます)。
LDAPに関するアドミンガイドにつきましては、「LDAP」をご覧ください。