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LDAPからユーザーをインポートする場合の依頼者の名称について


LDAPから依頼者情報をインポートする場合の「依頼者の名称(CIの名称)」フィールドについて説明します。

依頼者の名称(CIの名称)は次の設定、および、仕様に基づいて、インポートされます。

 

  1. [SDLDAPFIELDMAP]テーブルに「displayname」に対する属性名が設定されている場合は、その値を参照して、インポートします。
  2. 上記テーブルに「displayname」が設定されていない場合は、LDAPサーバーで設定されている「display name」属性を検索し、当該属性がある場合は、その属性から値をインポートします。
  3. 「Novell」および「OpenLDAP」を選択している場合は、「full name」属性を検索し、当該属性がある場合は、値をインポートします。
  4. 上記1-3のすべてが「Null」(該当属性がない)の場合は、LDAPインポート設定で「ログイン属性ラベル」フィールドに入力した属性の値を、依頼者の名称としてインポートします。

 

【既知のエラー】

現在(8217ビルド)、LDAPインポート設定画面の「ユーザログオン名属性ラベル」に指定した属性と、「SDLDAPFIELDMAP」テーブルで「displayname」に対して指定した属性が同じ場合、依頼者の名称が正しくインポートされません(「ログイン属性ラベル」に指定した属性の値が、依頼者の名称に設定されます)。

 

LDAPに関するアドミンガイドにつきましては、「LDAP」をご覧ください。