Microsoft SQL Server 2005からMicrosoft SQL Server 2008以降への移行手順
作成日:2019年9月18日 | 更新日:2020年5月21日
Microsoft SQL Server 2005のサポート終了に伴い、ServiceDesk PlusのデータベースとしてのMicrosoft SQL Server 2005の利用サポートを終了いたしました。
本ナレッジでは、Microsoft SQL Server 2005からMicrosoft SQL Server 2008以降に移行する手順をご案内します。
データベースをMicrosoft SQL Server 2005を利用している場合、「ERRORCODE:1001」 が表示されアップデートに失敗します。
そのため、ビルド10000~10021からビルド10500にアップデートを実行する前に、必ずMicrosoft SQL Serverのバージョンアップをお願いいたします。
そのため、ビルド10000~10021からビルド10500にアップデートを実行する前に、必ずMicrosoft SQL Serverのバージョンアップをお願いいたします。
移行手順
- ManageEngine ServiceDesk Plusサービスを停止します。
- 現在利用中のMicrosoft SQL Serverのバックアップを取得するために、<ServiceDesk Plusインストールフォルダ(SDP)>\binに移動し以下のコマンドを実行します。
backUpData.bat
※作成したバックアップファイルは、<SDP>\Backupに保存されます。
- データベースを変更するために、<SDP>\binで以下のコマンドを実行します。
ChangeDBServer.bat
- 新しくMicrosoft SQL Serverをインストールします。
- Microsoft SQL Serverとの接続確認を行うため、ホスト名、ユーザー名、パスワードを入力して[test]をクリックします。
「接続が確立されました」とメッセージが表示されたら、接続が成功なため、[Save]をクリックします。 - ServiceDesk Plusサーバーを再起動します。
- ServiceDeskというデータベースを新しいSQLサーバー上に作成します。
- <SDP>\binで以下のコマンドを実行し、以前に取得したバックアップファイルを使用して、MSSQLサーバーインスタンスにデータをリストアします。
restoreData.bat
- ServiceDesk Plusサービスを起動します。