ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

Microsoft SQL Server 2005からMicrosoft SQL Server 2008以降への移行手順


Microsoft SQL Server 2005のサポート終了に伴い、ServiceDesk PlusのデータベースとしてのMicrosoft SQL Server 2005の利用サポートを終了いたしました。
本ナレッジでは、Microsoft SQL Server 2005からMicrosoft SQL Server 2008以降に移行する手順をご案内します。

データベースをMicrosoft SQL Server 2005を利用している場合、「ERRORCODE:1001」 が表示されアップデートに失敗します。
そのため、ビルド10000~10021からビルド10500にアップデートを実行する前に、必ずMicrosoft SQL Serverのバージョンアップをお願いいたします。

移行手順

  1. ManageEngine ServiceDesk Plusサービスを停止します。
  2. 現在利用中のMicrosoft SQL Serverのバックアップを取得するために、<ServiceDesk Plusインストールフォルダ(SDP)>\binに移動し以下のコマンドを実行します。

    backUpData.bat

    ※作成したバックアップファイルは、<SDP>\Backupに保存されます。

  3. データベースを変更するために、<SDP>\binで以下のコマンドを実行します。

    ChangeDBServer.bat

  4. 新しくMicrosoft SQL Serverをインストールします。
  5. Microsoft SQL Serverとの接続確認を行うため、ホスト名、ユーザー名、パスワードを入力して[test]をクリックします。
    「接続が確立されました」とメッセージが表示されたら、接続が成功なため、[Save]をクリックします。
  6.  ServiceDesk Plusサーバーを再起動します。
  7. ServiceDeskというデータベースを新しいSQLサーバー上に作成します。
  8. <SDP>\binで以下のコマンドを実行し、以前に取得したバックアップファイルを使用して、MSSQLサーバーインスタンスにデータをリストアします。

    restoreData.bat

  9. ServiceDesk Plusサービスを起動します。