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Microsoft Exchange Onlineに対するExchange Web Service(EWS)のサポート終了のお知らせ


本投稿は、「End of Life Announcement for Microsoft Exchange Web Services (EWS) for Exchange Online」をもとに作成しております。

概要

Microsoftでは、2026年10月1日より、Exchange OnlineおよびOffice 365でのExchange Web Service(EWS)を終了いたします。

参考:「Retirement of Exchange Web Services in Exchange Online(英語)」

以前よりMicrosoftは、EWSの機能更新プログラムを実施しないことを発表しており、
引き続きセキュリティ更新プログラムや特定の非セキュリティ更新プログラムを実施するが、
製品のデザインと機能は変更されないことを示しております。

参考:「Upcoming changes to Exchange Web Services (EWS) API for Office 365(英語)」

Microsoftの方針を踏まえ、ServiceDesk Plusでは、
Exchange Online(Outlook/Microsoft 365)メールボックスに対するEWSのサポートを終了いたします。

影響と対策

影響

ServiceDesk Plusで、Exchange Onlineメールボックスに対してEWSを利用している場合、
バージョン14.7(ビルド14710)以降のアップグレードが停止します

対策

アップグレードの停止を避けるために、受信および送信メールサーバー設定の両方を
「Microsoft Graph※1」に切り替えることを強く推奨いたします。

オンプレミス版のExchangeメールボックスに対するEWSのサポートは継続しております。

設定方法のドキュメントについては以下をご参照ください。

メールサーバーをOAuth認証で設定したい場合や、
OAuth認証の認可サーバーとしてAzureをご利用されたい場合、以下をご参照ください。


注釈

  1. ※1 「Microsoft Graph」を用いたメールサーバー設定は「ビルド14201」から追加されております。
    また、ビルド14201より古いビルドやサポート終了(EOL)となっているビルドをご利用中の場合、
    ServiceDesk Plusを現在の最新ビルドまでアップグレードすることを推奨いたします。

    アップグレード手順、およびリリースノートについては以下をご参照ください。