ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

日本語版最新ビルドへのアップグレードの流れについて


ServiceDesk Plus 日本語版の最新ビルドは「14630」です。

本ページでは、ServiceDesk Plus をアップグレードする際に適用する必要のあるサービスパックをご案内しています。

  1. 注意事項
  2. ビルド番号の確認方法
  3. 適用するサービスパックの入手方法、サービスパック名について
  4. テスト環境でのアップグレードテスト
  5. サービスパックの適用方法
  6. 適用するサービスパックが複数ある場合

※注意事項

ご利用中のバージョンにより、
11200_11204_11208_11209_11210_11211_11212_11213→11300_11312→12000→
13000_13005_13008_13010_14006_14104_14201→14205→14300→14500_14503→14600→14630
と段階的にアップグレードが必要になります。
これらのビルドを介さない、1回でのアップグレードはサポートしておりません。
  • 仕様変更、機能強化、不具合修正の情報は、各バージョンのリリースノートをご参照ください。
  • 一度適用されたサービスパックは、アンインストール出来ません。アップデート前にはバックアップを取得のうえ実施してください。
  • データのバックアップ、アップグレードに要する時間は、アプリケーション内にあるデータの容量に依存します。故意にアップグレードプロセスを切断(中断)しないようお願いいたします。

ご不明な点などございましたら、当社の保守サポート窓口までお問い合わせください。

ServiceDesk Plusと連携できる各ManageEngine製品のビルドについて

ServiceDesk Plusと各ManageEngine製品を連携するには、ご利用のServiceDesk Plusのビルドに対応する各ManageEngine製品のビルドを利用する必要がございます。

対応していないビルド間で連携を実施すると、動作に不具合が生じる可能性がございます。詳細は以下の各製品のナレッジをご覧ください。

ビルド番号の確認方法

ご利用中のビルドの確認方法についてをご確認ください。

なお、旧バージョンにはサポート期限(EOL)があります。定期的に最新バージョンへのアップグレードをご検討ください。
* 各ビルドのサポート期間については、各リリースのサポート期間についてをご参照ください。

適用するサービスパックの入手方法、サービスパック名について

  • サービスパックにつきましては、保守ご契約のお客様のみダウンロードいただけます。 なお、ManageEngine Communityの「購入済みの製品」タブ内の「インストーラー/サービスパック一覧」から、サービスパックをダウンロードしてください。
  • サービスパック適用手順(アップグレード手順)につきましては、本ページ下部に記載します。
  • 以下()内のビルド番号は、サポート終了(EOL)についてをもとに記載しております。Webブラウザーの検索機能利用時にご活用ください。
ビルド14600→14630へのアップグレード

最新ビルド14630へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

  1. サービスパック名サービスパック(14600から14630へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_14630_SP-0.ppm
ビルド14500_14503 → 14600へのアップグレード    

ビルド14600へのアップグレードには、次のファイルが必要です。
※ビルド14600は日本でリリースされていないビルドとなりますので、不具合が生じた場合等のサポートはできかねております。
ビルド14600でServiceDesk Plusを使用することは推奨いたしません。日本でリリースしているビルドまでアップグレードしてください。

  1. サービスパック名サービスパック(14500_14503から14600へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_14600_SP-1.ppm
なお、ビルド14600以降へアップグレードする際、以下のアラートが表示されます。
アップグレードを行う場合、「はい」および「OK」を選択してください。
ビルド14630へアップグレードする際に表示されるアラートについて

ビルド14600以降へのアップグレードに伴い、「UpdateManager.bat/.sh」でサービスパックを選択すると
「Import Certificate」画面が表示される場合があります。
この場合、以下のアドミンガイドを参考に、アップグレード用の証明書をインポートしてください。
サービスパックのインストール

ビルド14300 → 14500へのアップグレード    

ビルド14500へのアップグレードには、次のファイルが必要です。
※ビルド14500は日本でリリースされていないビルドとなりますので、不具合が生じた場合等のサポートはできかねております。
ビルド14500でServiceDesk Plusを使用することは推奨いたしません。日本でリリースしているビルドまでアップグレードしてください。

  1. サービスパック名サービスパック(14300から14500へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_14_4_0_SP-1_0_0.ppm
ビルド14205 → 14300へのアップグレード    

ビルド14300へのアップグレードには、次のファイルが必要です。
※ビルド14300は日本でリリースされていないビルドとなりますので、不具合が生じた場合等のサポートはできかねております。
ビルド14300でServiceDesk Plusを使用することは推奨いたしません。日本でリリースしているビルドまでアップグレードしてください。

  1. サービスパック名サービスパック(14205から14300へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_14_2_0_SP-1_0_0.ppm
なお、ビルド14300以降へアップグレードする際、以下のアラートが表示されます。
アップグレードを行う場合、「はい」および「OK」を選択してください。
ビルド14503へアップグレードする際に表示されるアラートについて
ビルド130xx_14006_14104_14201→14205へのアップグレード

ビルド14205へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

  1. サービスパック名サービスパック(130xx_14006_14104_14201から14205へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_14_2_0_SP-0_5_0.ppm
ビルド14006以降のアップグレードにおける重要な仕様変更については、以下をご覧ください。
予防保全タスクの仕様変更
CIIDから資産IDへの移行:仕様変更
ビルド12000 → 13000へのアップグレード    

ビルド13000へのアップグレードには、次のファイルが必要です。
※ビルド13000は日本でリリースされていないビルドとなりますので、不具合が生じた場合等のサポートはできかねております。
ビルド13000でServiceDesk Plusを使用することは推奨いたしません。日本でリリースしているビルドまでアップグレードしてください。

  1. サービスパック名サービスパック(12000から13000へ)
    Windowsの場合
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_12_0_0_SP-1_0_0_Windows.ppm
    Linuxの場合
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_12_0_0_SP-1_0_0_Linux.ppm
ビルド11300_11312 → 12000へのアップグレード    

ビルド12000へのアップグレードには、次のファイルが必要です。
※ビルド12000は日本でリリースされていないビルドとなりますので、不具合が生じた場合等のサポートはできかねております。
ビルド12000でServiceDesk Plusを使用することは推奨いたしません。日本でリリースしているビルドまでアップグレードしてください。

  1. サービスパック名サービスパック(11300_11312から12000へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_11_3_0_SP-1_0_0.ppm
なお、ビルド11312以降へアップグレードする際、以下のアラートが表示されます。
アップグレードを行う場合、「はい」および「OK」を選択してください。
ビルド11312からビルド13005へアップグレードする際に表示されるアラートについて
ビルド11200_11213 → 11300へのアップグレード

ビルド11300へのアップグレードには、次のファイルが必要です。
※ビルド11300は日本でリリースされていないビルドとなりますので、不具合が生じた場合等のサポートはできかねております。
ビルド11300でServiceDesk Plusを使用することは推奨いたしません。

  1. サービスパック名サービスパック(11200_11213から11300へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_11_2_0_SP-1_0_0.ppm
ビルド11300以降では、ServiceDesk Plusの資産管理にDesktop Centralのエージェントを使用する仕様変更があります。
以下のナレッジを必ずご確認いただき、アップグレード前に検証することを推奨いたします。
資産管理における仕様変更
なお、ビルド11300以降へアップグレードする際、以下のアラートが表示されます。
アップグレードを行う場合、「はい」および「OK」を選択してください。
ビルド11312へアップグレードする際に表示されるアラートについて
ビルド11100_11144 → 11200へのアップグレード

ビルド11200へのアップグレードには、次のファイルが必要です。
※ビルド11200は日本でリリースされていないビルドとなりますので、不具合が生じた場合等のサポートはできかねております。
ビルド11200でServiceDesk Plusを使用することは推奨いたしません。日本でリリースしているビルドまでアップグレードしてください。

  1. サービスパック名:(11100_11144から11200へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_11_1_0_SP-1_0_0.ppm
ビルド11000_11010 → 11100へのアップグレード

ビルド11100へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

※ビルド11100は日本でリリースされていないビルドとなりますので、不具合が生じた場合等のサポートはできかねております。ビルド11100でServiceDesk Plusを使用することは推奨いたしません。日本でリリースしているビルドまでアップグレードしてください。

  1. サービスパック名:(11000_11010から11100へ)
    ■Windowsの場合
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_11_0_0_SP-1_0_0_Windows.ppm
    ■Linuxの場合
    ファイル名: ManageEngine_ServiceDesk_Plus_11_0_0_SP-1_0_0_Linux.ppm
11100以降へアップグレードする際、以下のアラートが表示されます。アップグレードを行う場合、「はい」を選択してください。
エージェントを使用したリモートコントロールの終了
ビルド11126以降へのアップグレードに関する注意事項
ビルド10513_10515 → 11000へのアップグレード

ビルド11000へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

  1. サービスパック名:(10513_10515から11000へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_10_5_0_SP-1_0_0.ppm
ビルド10000_10021(10000, 10021) → 10515へのアップグレード

ビルド10513へのアップグレードには、次のファイルが必要です。
※必ず、1から順番にサービスパックを適用していただくようお願いいたします。

  1. サービスパック名:(10000_21から10500へ)
    ■Windowsの場合
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_10_0_0_SP-1_0_0_Windows.ppm
    ■Linuxの場合
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_10_0_0_SP-1_0_0_Linux.ppm
  2. サービスパック名:(10500から10515へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_10_5_0_SP-0_15_0.ppm
ビルド9400_9426(9400, 9407, 9416, 9426)→ 10000へのアップグレード

ビルド10000へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

  1. サービスパック名:(9400_26から10000へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_9_4_0_SP-1_0_0.ppm

※1 ビルド9400_9426 -> 10000へアップグレードする前に、AMSライセンスが適用されているかご確認ください。適用方法につきましては、AMSライセンスの適用方法をご参照ください。
※2 ビルド9000 -> 10000アップグレード時、サービスパックの適用方法<手順4>にてUpdateManagerが起動しない場合は、ビルド9400におけるUpdateManager.batの再設定についてをご参照ください。

ビルド9334, 9335, 9336 → 9400へのアップグレード

アップグレードには、次のファイルが必要です。

  • サービスパック名:(9334_35_36から9400へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_9_3_0_SP-1_0_0.ppm

※1 本アップグレード実施「前」に、必ずバージョン9.4への移行準備についてをご確認ください。
※2 本アップグレード実施「後」のサービスパックの適用方法<手順10>の起動時、スタートメニューの「ServiceDesk Server」および「Shutdown ServiceDesk」が正常に動作しない不具合がございます。(ビルド9407にて修正済み)
ビルド9400における起動および停止の回避策としてWindowsサービスの起動および停止をご使用いただければ幸いです。

  1. Windows OSの機能のサービス(services.msc)を起動
  2. 「ManageEngine ServiceDesk Plus」を右クリック
  3. 起動する際は「開始」、停止する際は「停止」を選択

ビルド9300_9335(9305, 9311, 9319, 9327) → 9336へのアップグレード

アップグレードには、次のファイルが必要です。

  • サービスパック名:(9300_35から9336へ)
    ファイル名:
    ManageEngine_ServiceDesk_Plus_9_3_0_SP-0_36_0.ppm

ビルド9200_9241 → 9300へのアップグレード

ビルド9300へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

  • サービスパック名:(9200_41から9300へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_9_2_0_SP-1_0_0.ppm

ビルド9120, 9121 → 9200へのアップグレード

ビルド9200へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

  • サービスパック名:(9121から9200へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_9_1_0_SP-1_0_0.ppm

ビルド9100_9120(9107_9120) → 9121へのアップグレード

ビルド9120へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

  • サービスパック名:(9100_20から9121へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_9_1_0_SP-0_21_0.ppm

ビルド9049 → 9100へのアップグレード

ビルド9100へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

  • サービスパック名:(9046_49から9100へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_9_0_0_SP-1_0_0.ppm

ビルド9000_9048 → 9049へのアップグレード

ビルド9049へのアップグレードには、次のファイルが必要です。

  • サービスパック名:(9000_48から9049へ)
    ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_9_0_0_SP-0_49_0.ppm
EOL情報につきましては、サポート終了(EOL)についてをご確認ください。

テスト環境でのアップグレードテスト

※本番環境でアップグレードを実施する前にご確認下さい!

本番環境でアップグレードを実行する前に、
・重要なデータの損失の防止
・アップグレード後の稼働環境の確認
の点から、テスト環境でアップグレードのテストを実施していただくことを推奨いたします。

テスト環境の構築については、「テスト環境構築まとめナレッジ」をご覧ください。

※アップグレード時の注意点

  • アップグレードによる障害を防止するため、予めバックアップを取得して下さい。
    バックアップデータの取得方法とデータのリストア方法はこちらをご参照ください。
  • データのバックアップはアプリケーション内にあるデータの容量に依存しますので、故意にアップグレードプロセスを切断しないようお願いいたします。

サービスパックの適用方法

次の手順にてアップグレード、アップデートを行います。

<手順>
1.  ServiceDesk Plusのサービスを停止します。

2.  以下のナレッジを参照の上、プロセスがすべて停止しているか確認します。
https://www.manageengine.jp/support/kb/ServiceDesk_Plus/?p=556

3. Windowsの場合、Windowsの[スタート]メニュー > [すべてのプログラム] > [アクセサリ] > [コマンド プロンプト]を右クリック > [管理者として実行]を選択し、コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。

Linuxの場合、root権限で端末を起動します。

4.  <インストールディレクトリ>\binディレクトリ配下のUpdateManager.bat
(Linuxの場合はUpdateManager.sh) を実行し、UpdateManagerを起動します。

5. [Browse]をクリック後、ダウンロードした
<該当サービスパックファイル>
ManageEngine_ServiceDesk_Plus_X_X_X_SP-X_X_X.ppm
※参考ファイル名:ManageEngine_ServiceDesk_Plus_10_0_0_SP-0_21_0.ppm

を選択して[開く]をクリック後、[Install]をクリックします。

-- インストールが開始されます

6. Backupを推奨する画面が表示されたら、[はい]をクリックして必ずバックアップを取得します。

-- バックアップ取得後、サービスパックのインストールが開始されます

7. "Service Pack installed successfully"と表示されるのを確認して[Close]をクリックします。

8. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了します。

9. 以下のナレッジを参照の上、プロセスがすべて停止しているか確認します。
https://www.manageengine.jp/support/kb/ServiceDesk_Plus/?p=556

10. ServiceDesk Plusを起動します。
※必ず、一度ServiceDesk Plusを起動してください。起動しない場合、更新が適切に行われません。

11. ServiceDesk Plusに管理者(技術担当者)アカウントでログインします。

ログインホームページの右上にある「?」アイコン -> 「詳細」リンクをクリックし、ビルド番号がアップグレード後のビルドになっていることをご確認ください。

アップグレード後、画面が正しく表示されない場合、ServiceDesk Plusの画面が正しく表示されない場合のトラブルシューティング方法をご参照ください。

適用するサービスパックが複数ある場合

手順1から11まで繰り返します。