【オンプレミス版からクラウド版への移行】の手順について
本ナレッジは、ServiceDesk Plusの【オンプレミス版からクラウド版への移行】機能を使用して、管理タブ関連のデータをクラウド版へ移行する場合の手順について記載しています。
PostgreSQL、MSSQLどちらのデータベースでも本手順でオンプレミスからクラウドへ移行可能です。
本手順を実施する前に、以下をご確認ください。
・ビルド:11135以降
・プロトコル:http/https
・ポート番号:80番 8443/443
・ESMポータルを設定している場合[ESMディレクトリ]->[アプリケーション設定]->[公開URL]:プロトコル://xxxxxx.com:ポート番号
・ESMポータルを設定していない場合[管理]->[セルフサービスポータル設定]->[インターネットにアクセス可能なエイリアス URL を設定する]:プロトコル://xxxxxx.com:ポート番号
・ビルド:11135以降
・プロトコル:http/https
・ポート番号:80番 8443/443
・ESMポータルを設定している場合[ESMディレクトリ]->[アプリケーション設定]->[公開URL]:プロトコル://xxxxxx.com:ポート番号
・ESMポータルを設定していない場合[管理]->[セルフサービスポータル設定]->[インターネットにアクセス可能なエイリアス URL を設定する]:プロトコル://xxxxxx.com:ポート番号
手順は以下の通りです。
※本手順は、ビルド11135で検証しています。
- 以下のナレッジを参考に、データベースに接続します
各種データベースへの接続方法 - 以下のクエリを実行します
update globalconfig set paramvalue = true where category like 'OPtoODMigration' and parameter like 'isEnabled';
- クエリを実行後、以下のように「UPDATE 1」と表示されることを確認します
- ServiceDesk Plusを再起動します
- ServiceDesk Plusにログインします
- [管理]->[一般設定]->[オンプレミス版からクラウド版への移行]をクリックします
- 以下の画面が表示されます
- Zoho API Consoleにアクセスし、【GET STARTED】をクリックします
- 【Server-based Applications】を選択します
- 表示される画面にて以下のように入力後、【CREATE】をクリックします
Client Name:ServiceDesk Plus
Homepage URL:ServiceDesk Plusオンプレミス版で設定した「エイリアスURL」
Authorized Redirect URls:【オンプレミス版からクラウド版への移行】をクリック後、表示される「リダイレクトURL」 - 「Client ID」と「Client Secret」が表示されるので、それぞれコピーして、
ServiceDesk Plusの【オンプレミス版からクラウド版への移行】画面に貼り付けます
- 【利用規約】にチェックし、【Next】をクリックします
利用規約には、【オンプレミス版からクラウド版への移行】によって移行される項目が記載されています。
- 以下の画面が表示されるので、【受諾する】をクリックします
アドレスバーに「ポップアップがブロックされました」が表示された場合、ポップアップを許可し、
再度「Client ID」と「Client Secret」を入力してください。 - 設定に成功すると、設定が保存/成功した旨のポップアップが表示されます
- その後、以下の画面が表示されるので、移行するインスタンスを選択し、【データの移行】をクリックします
- 以下の画面に切り替わり、【ServiceDesk Plus Cloudへ】をクリックすると、ServiceDesk Plus Cloudにアクセスでき、
赤枠の「0%」が「100%」に変わると、移行が完了します
データ移行に要する時間は、データ量に依存します。あらかじめご了承ください。
手順16の移行を停止したい場合、【オンプレミス版からクラウド版への移行】を停止する方法をご覧ください。
オンプレミス版からクラウド版へのデータ移行の詳細に関しましては、【オンプレミス版からクラウド版への移行】によって移行される項目をご覧ください。
【オンプレミス版からクラウド版への移行】のアドミンガイドに関しましては、オンプレミス版からクラウド版への移行をご覧ください。