「代理作成対象」フィールドを利用する方法(SDF-52829)
作成日:2013年10月28日 | 更新日:2020年5月21日
対象バージョン:ServiceDesk Plus 8.2 8213 ビルド以降
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ServiceDesk Plus 8.2 8213 ビルドより、依頼者がリクエストを代理作成した場合に、
その「代理作成対象ユーザ」を記録する機能を追加しました。
【設定手順】
デフォルトでは「代理作成対象」フィールドは無効になっています。
有効にするには、次の手順を実施してください。
1. データベースに接続します
[接続手順]
2. 次のクエリを実行して、「paramvalue」の値が「false」になっていることを確認します
Select * from globalconfig where parameter='ON_BEHALF_OF_USERFIELD';
3. 上記を確認したら、次のクエリを実行します
update globalconfig set paramvalue='true' where parameter='ON_BEHALF_OF_USERFIELD';
4. 実行後、次のように表示されます(PostgreSQLの場合)
UPDATE 1
5. 次に「代理申請対象ユーザ」として依頼者が選択できる範囲を決めます
<Paramvalueに設定する値>所属部署のユーザを代理申請対象とする:Department所属サイトのユーザを代理申請対象とする:Siteすべてのユーザを代理申請対象とする:All
6. 次のクエリを実行します(Paramvalue(赤字部分)には、上記手順5で選択する何れかの値に置き換えてください)
update globalconfig set paramvalue='All' where parameter='SHOW_OBOUSERS';
7. 実行後、次のように表示されます(PostgreSQLの場合)
UPDATE 1
8. データベースからログアウトします
9. ServiceDesk Plus を再起動します
【操作手順】
1. 依頼者がServiceDesk Plus にログインして、新規リクエストフォームを開くと、
「代理作成対象」フィールドが表示されます。
* このフィールドは、依頼者ログイン画面のみに表示されます。
2. 依頼者が代理作成する対象のユーザを選択して、リクエストを追加します
3. リクエストの詳細ページ上に「代理作成対象」が表示されます
- 代理作成されたリクエストは、代理作成者だけでなく代理作成された依頼者のログインにも表示されます。
- 代理作成対象として選択された依頼者にも、「管理」タブ -> 「通知ルール」 -> 「リクエスト」 -> 「依頼者への通知」ブロックで有効にしている通知が送信されます。
- 「代理作成対象」は通知メール(「管理」タブ -> 「通知ルール」 -> 「リクエスト」)に変数として含めたり、レポートにカラムを含めることができます。