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リクエストがメール経由で作成された場合、メールのCCに含まれているメールアドレスを「リクエストの通知先」として内部的に設定する機能


ServiceDesk Plus 8.2 8211 ビルドより、次の機能(SDF-43514)が追加されました。
8211ビルド以降のビルドにアップデートすると、本機能が自動的に有効になりますので、ご注意ください。
 
機能説明
リクエストの依頼者だけでなく他のユーザーにもリクエストの進捗情報を知らせたい場合は、「リクエストの通知先」フィールドを利用いただけます(詳細は、次のリンク先ページを参照ください)。
 
 
本新機能の追加により、リクエストがメール経由で作成された場合、メールのCCに含まれているメールアドレスを「リクエストの通知先」として内部的に設定いたします。そのため、[管理]→[通知ルール]→[リクエスト]において次の項目を有効にしている場合、ServiceDesk Plus からCCのメールアドレス宛てに自動的に通知メールが送信されます。
 
 -- 新規リクエストが追加されたときリクエストの通知先にメールで通知
 -- リクエストが解決したときリクエストの通知先にメールで通知
 -- リクエストがクローズしたときリクエストの通知先にメールで通知
注意点
・ServiceDesk Plus 8.2 8211以上のビルドにアップデートした場合、上記機能が自動的に有効になります。
・「通知ルール」において、上記通知項目が無効になっている場合は、本機能が有効になっていても通知メールは送信されません。
・メール経由で作成されたリクエストの場合、[リクエストの通知先]フィールドにCCのメールアドレスは表示されません。(内部的に登録されます)
・初回のリクエスト作成時に受信したメールのCCに含まれるメールアドレスを[リクエストの通知先]として登録します。その後、変更したり削除することはできません。
・メールのCCに含まれるメールアドレスを[リクエストの通知先]として内部的に設定したくない場合は、次の手順を実施することで無効にできます。
 
本新機能を無効にする手順
1. ご利用中のデータベースに接続します。接続手順は次のページを参照ください。
 
 
2. データベースにログインしたら、次のクエリを実行して出力される「paramvalue」が「true」になっていることを確認します。(スクリーンショットは、PostgreSQL利用時のものです)
 
select * from globalconfig where category='Request_CC_Notification' and parameter='Include_CC_From_Email';

3. 「true」の場合、次のクエリ文を実行して無効にします。
 
update globalconfig set paramvalue='false' where category='Request_CC_Notification' and parameter='Include_CC_From_Email';

 

4. 念のため、クエリが正しく実行されたかどうか次のクエリを実行して確認します。(falseになっていることを確認ください)select * from globalconfig where category='Request_CC_Notification' and parameter='Include_CC_From_Email';

5. データベースからログアウトして、ServiceDesk Plus を再起動します。