Active Directoryからのユーザーインポートの仕様
作成日:2009年4月8日 | 更新日:2018年4月25日
Active Directoryからのユーザーインポート(依頼者および技術担当者)の仕様は次のとおりです。
【メモ】
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初回インポートでは、インポートしたユーザーはすべて依頼者として登録されます。
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インポート後、依頼者から技術担当者への変更は"管理タブ>>ユーザー>>依頼者"で
変更対象の依頼者名をクリックし、「技術担当者に変更」をクリックしてください。
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Active DirectoryのsAMAccountNameが、ServiceDesk Plusのログイン名として登録されます。
【ユーザーの上書き条件】
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Active Directoryからインポートするユーザーの "objectGUID"を確認します。
そのため、初回インポート時と比較して"objectGUID"が同一の場合、ユーザーは上書きされます。
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あるユーザにおいて既にServiceDesk Plusにメールアドレスが登録されている場合、 例え再インポート時にメールアドレスが空白「Null」に変更になっている場合でも、 ServiceDesk Plusのメールアドレスは「Null」値に置き換わることはありません。 既存のメールアドレスがそのまま残ります。 この仕様は、メールアドレスだけでなく他のフィールドに対しても同じ動作となります。
【"管理>>セルフサービスポータル設定"「メールアドレスを識別子にしてユーザー情報を上書きする」についての注意】
こちらを「はい」にした場合でも、まずは"objectGUID"が識別子になり、もし"objectGUID"が異なった場合に、 識別子が「メールアドレス」になります。
(使用例) ログイン名とobjectGUIDは異なるが、メールアドレスが同一の2ユーザーをActive Directoryから インポートした場合 ⇒メールアドレスを識別子とするため、同一メールアドレスのユーザーは1ユーザーとしてServiceDesk Plusに インポートされます。その際、先にインポートされたユーザーがServiceDesk Plusに登録され、 あとからインポートされた同一メールアドレスのユーザーは先のユーザーに統合されます。
【ビルド番号7022以前のビルドをご利用の場合の条件】
1.ログインユーザ名を確認(一致する場合、既存ユーザに情報を上書き) 2.メールアドレスを確認(一致する場合、既存ユーザに情報を上書き) 3.上記が一致しない場合、新規ユーザとして作成
* 2018/04/25 更新