ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

Active Directoryからのユーザーインポートの仕様


Active Directoryからのユーザーインポート(依頼者および技術担当者)の仕様は次のとおりです。

【メモ】
  • 初回インポートでは、インポートしたユーザーはすべて依頼者として登録されます。
  • インポート後、依頼者から技術担当者への変更は"管理タブ>>ユーザー>>依頼者"で
    変更対象の依頼者名をクリックし、「技術担当者に変更」をクリックしてください。
  • Active DirectoryのsAMAccountNameが、ServiceDesk Plusのログイン名として登録されます。

 

【ユーザーの上書き条件】
  • Active Directoryからインポートするユーザーの "objectGUID"を確認します。
     そのため、初回インポート時と比較して"objectGUID"が同一の場合、ユーザーは上書きされます。
  • あるユーザにおいて既にServiceDesk Plusにメールアドレスが登録されている場合、
    例え再インポート時にメールアドレスが空白「Null」に変更になっている場合でも、
    ServiceDesk Plusのメールアドレスは「Null」値に置き換わることはありません。
    既存のメールアドレスがそのまま残ります。
    この仕様は、メールアドレスだけでなく他のフィールドに対しても同じ動作となります。
 
【"管理>>セルフサービスポータル設定"「メールアドレスを識別子にしてユーザー情報を上書きする」についての注意】
こちらを「はい」にした場合でも、まずは"objectGUID"が識別子になり、もし"objectGUID"が異なった場合に、
識別子が「メールアドレス」になります。

 

(使用例)
 ログイン名とobjectGUIDは異なるが、メールアドレスが同一の2ユーザーをActive Directoryから
 インポートした場合
 ⇒メールアドレスを識別子とするため、同一メールアドレスのユーザーは1ユーザーとしてServiceDesk Plusに
  インポートされます。その際、先にインポートされたユーザーがServiceDesk Plusに登録され、
  あとからインポートされた同一メールアドレスのユーザーは先のユーザーに統合されます。

 

【ビルド番号7022以前のビルドをご利用の場合の条件】
 1.ログインユーザ名を確認(一致する場合、既存ユーザに情報を上書き)
 2.メールアドレスを確認(一致する場合、既存ユーザに情報を上書き)
 3.上記が一致しない場合、新規ユーザとして作成
* 2018/04/25 更新