ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

ネットワークスキャン/ドメインスキャンによるワークステーション情報の識別


【ご質問】
ServiceDesk Plusでスキャン機能を使用しているワークステーション情報を更新する際、どのような基準でマシン情報を識別するのでしょうか?

【回答】
ServiceDesk Plusではワークステーションのスキャン時に、以下の項目を上から順に確認しています。

1. エージェントID
2. サービスタグ
3. ワークステーション名
4. MACアドレス

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1. 初めに、「エージェントID」を確認します(エージェントスキャンは「Windows」のみ対応しています)。

エージェントIDが同じ場合、マシン情報が上書きされます。異なる場合、または存在しない場合、②へ移ります。

2. 次に、「サービスタグ」を確認します。

サービスタグが同じ場合、マシン情報が上書きされます。

3. サービスタグが異なる場合、次に、ワークステーション名を確認します。

ワークステーション名が同じ場合、マシン情報が上書きされます。
サービスタグ、ワークステーション名が異なる場合、最後に、MACアドレスを確認します。
MACアドレスが同じ場合、情報は上書きされます。

4. 上記3情報共に値が異なる場合、新規ワークステーションとしてデータを追加します。

・サービスタグが同一である場合は、MACアドレス、ホスト名が異なっていてもマシン情報が上書きされるのでご注意ください。
・複数のマシンが同じサービスタグを持っている場合は、「管理 > ディスカバリ > 一般設定」の「無効なサービスタグリスト」に該当するサービスタグを追加してください。
・MACアドレスによるアドレスチェックを無効にする場合は、「管理 > ディスカバリ > 一般設定」の「スキャン実行時のMACアドレスチェックを有効化/無効化」で、「MACアドレスチェックを無効にする」オプションにチェックを入れてください。