デフォルトのシステム管理者 "Administrator" のログイン情報を削除する方法
作成日:2010年12月5日 | 更新日:2021年9月15日
【ご質問】
ServiceDesk Plusにデフォルトで設定されているシステム管理者 "Administrator" のログイン情報を削除する方法を教えてください。
【回答】
デフォルトのシステム管理者 "Administrator" のログイン情報を削除するには、
システム管理者権限を持つ技術担当者を作成する必要があります。
<手順>
Administrator以外に管理者権限を持つ技術担当者がいない場合は次の手順を1から実行します。
すでに管理者権限を持つ技術担当者を作成している場合は、手順3から開始してください。
- AdministratorとしてServiceDesk Plusにログインします。
(デフォルトのログイン名とパスワードはともにadministratorです。) - 新しいシステム管理者アカウントを作成します。
- [管理]→[ユーザー]→[技術担当者] に移動します。
- 新規技術担当者の追加リンクをクリックします。
- 技術担当者の名前を入力します。
- 「ログイン情報」ブロックにて「技術担当者のログインを有効にする」チェックボックスを有効にします。
- ログイン名とパスワードを指定します。
管理者をローカル認証でログインさせる場合は「ドメイン」に「N/A」を設定します。 - 「管理者権限の有効(SDAdmin)」ラジオボタンを有効にします。
- 保存します。
または、既存の依頼者を技術担当者に変更することも可能です。
- [管理]→[ユーザー]→[ユーザー]に移動します。
- システム管理者に設定したい依頼者の情報ページを開きます。
- 画面左の「変更:技術担当者に変更」ボタンをクリックします。
- 「ログイン情報ブロック」にて利用可能な役割として SDAdmin を指定します。
- 保存します。
- 作成したシステム管理者としてServiceDesk Plusにログインします。
- [管理]→[ユーザー]→[技術担当者]に移動します。
- デフォルトのシステム管理者 "Administrator" の情報ページを開きます。
- 「ログイン情報」ブロックにて、「ログインの削除 はい」リンクをクリックします。
- 「Administrator という名前のユーザのログイン許可を削除してもよろしいですか?」
と確認ダイアログが表示されるので、OKをクリックします。 - デフォルトのシステム管理者 "Administrator" のログイン情報が削除されます。
この方法では、Administratorアカウントのログイン情報のみを削除するため、
Administrator自体のレコードを技術担当者リストに残すことが可能です。
また、ログイン権限の削除ではなく、ログイン名とパスワードを編集する場合は、
手順7にてAdministratorのログイン権限を削除後に、
「技術担当者のログインを有効にする」チェックボックスを有効にして、
新しいログイン名とパスワードを設定してください。