ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

MySQL から PostgreSQL データベースへの移行手順


ServiceDesk Plus 8.1 8122 ビルドから、製品がバンドルしているデータベースをMySQLからPostgreSQLに変更しています。
下記の両方に当てはまるお客様は、PostgreSQL対応ビルドを利用していただく必要がございます。

  • 2012年12月までにServiceDesk Plus の評価版または無料版を利用して、製品を評価している方
  • 2013年1月以降にServiceDesk Plus を購入し、1.で蓄積したデータをそのまま本番環境で利用したい方

2012年12月までにServiceDesk Plusを購入したお客様で、既にServiceDesk Plus 8.1(ビルド8121)以前をご利用の場合は、引き続きMySQLデータベースの利用となります。8122ビルドへアップデートしても、データベースに変更はありません。

データベースの移行手順

データベースの移行手順は以下の通りです。

  1. 現在の環境でご利用いただいているMySQL版のServiceDesk Plusを、ver.8.1の最新ビルドまでアップデート。
    •  最新ビルドへのアップデート手順(ver.8.1)は、こちらをご参照ください。
    • アップデート用のサービスパックのダウンロードリンクは、弊社サポート窓口までお問い合わせください。
    • ご利用中のビルド番号の確認方法については、こちらをご参照ください。
  2. アップデート後、起動とログインに問題がないか確認。
  3. 問題がない場合、バックアップを実行して、最新のバックアップファイルを取得します。
    1. ServiceDesk Plus をシャットダウン。
    2. ServiceDesk Plus のインストールサーバにて、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、<ServiceDeskインストールフォルダー>\binディレクトリに移動。
    3. 以下のコマンドを実行。
      <Windowsの場合>

      cmd>backUpData.bat

      <Linuxの場合>

      # sh backUpdata.sh

    4. バックアップが完了すると、以下のディレクトリにバックアップファイルが作成されます。
      <ServiceDeskインストールフォルダー>\backup
      バックアップファイル名(例):"backup_mysql_8122_fullbackup_12_21_2012_11_52.data"
      ※赤字の部分は、ビルド番号です。
    5. バックアップファイルを別ディレクトリに退避。(下記手順6で製品をアンインストールする場合は、必ず別の場所に保存してください)
    6. 現在ご利用中のサーバーにServiceDesk PlusのPostgreSQL対応ビルドを再インストールする場合のみ、現在インストールしているServiceDesk Plus をアンインストール。
      アンインストール方法につきましては、こちらをご参照ください。
    7. PostgreSQL版のServiceDesk Plusの最新ビルドを新規インストールします。インストール手順は、添付ファイル:ServiceDesk Plusインストールとリストアをご参照ください。
    8. インストールが完了し、起動とログインに問題がないか確認
    9. 問題なければ、上記手順3で取得したバックアップファイル(backup_mysql_8122_fullbackup_12_21_2012_11_52.data)をリストアします。
      バックアップファイルのリストア手順は、添付ファイル:ServiceDesk Plusインストールとリストアをご参照ください。
    10. データのリストアが完了したら、ServiceDesk Plus を起動
    11. データがリストアされていることを確認

以上で、データの移行は完了です。

ご不明な点は、弊社サポート窓口までお問い合わせをお願いいたします。