MySQL から PostgreSQL データベースへの移行手順
作成日:2012年12月25日 | 更新日:2020年5月21日
ServiceDesk Plus 8.1 8122 ビルドから、製品がバンドルしているデータベースをMySQLからPostgreSQLに変更しています。
下記の両方に当てはまるお客様は、PostgreSQL対応ビルドを利用していただく必要がございます。
- 2012年12月までにServiceDesk Plus の評価版または無料版を利用して、製品を評価している方
- 2013年1月以降にServiceDesk Plus を購入し、1.で蓄積したデータをそのまま本番環境で利用したい方
2012年12月までにServiceDesk Plusを購入したお客様で、既にServiceDesk Plus 8.1(ビルド8121)以前をご利用の場合は、引き続きMySQLデータベースの利用となります。8122ビルドへアップデートしても、データベースに変更はありません。
データベースの移行手順
データベースの移行手順は以下の通りです。
- 現在の環境でご利用いただいているMySQL版のServiceDesk Plusを、ver.8.1の最新ビルドまでアップデート。
- アップデート後、起動とログインに問題がないか確認。
- 問題がない場合、バックアップを実行して、最新のバックアップファイルを取得します。
- ServiceDesk Plus をシャットダウン。
- ServiceDesk Plus のインストールサーバにて、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、<ServiceDeskインストールフォルダー>\binディレクトリに移動。
- 以下のコマンドを実行。
<Windowsの場合>cmd>backUpData.bat
<Linuxの場合>
# sh backUpdata.sh
- バックアップが完了すると、以下のディレクトリにバックアップファイルが作成されます。
<ServiceDeskインストールフォルダー>\backup
バックアップファイル名(例):"backup_mysql_8122_fullbackup_12_21_2012_11_52.data"
※赤字の部分は、ビルド番号です。 - バックアップファイルを別ディレクトリに退避。(下記手順6で製品をアンインストールする場合は、必ず別の場所に保存してください)
- 現在ご利用中のサーバーにServiceDesk PlusのPostgreSQL対応ビルドを再インストールする場合のみ、現在インストールしているServiceDesk Plus をアンインストール。
アンインストール方法につきましては、こちらをご参照ください。 - PostgreSQL版のServiceDesk Plusの最新ビルドを新規インストールします。インストール手順は、添付ファイル:ServiceDesk Plusインストールとリストアをご参照ください。
- インストールが完了し、起動とログインに問題がないか確認
- 問題なければ、上記手順3で取得したバックアップファイル(backup_mysql_8122_fullbackup_12_21_2012_11_52.data)をリストアします。
バックアップファイルのリストア手順は、添付ファイル:ServiceDesk Plusインストールとリストアをご参照ください。 - データのリストアが完了したら、ServiceDesk Plus を起動
- データがリストアされていることを確認
以上で、データの移行は完了です。
ご不明な点は、弊社サポート窓口までお問い合わせをお願いいたします。