ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

脆弱性(CVE-2022-35403)について


本ナレッジは、[Security advisory for CVE-2022-35403] Unauthenticated local file disclosure vulnerability in ServiceDesk Plusを基に記載しています。

脆弱性について

ServiceDesk Plusのインライン画像処理における未承認のローカルファイル公開の脆弱性が確認されました。

 

脆弱性の重要度

高(high)と評価しています。

 

影響を受けるビルド

日本向けにリリースしているビルド13005以下が対象です。

日本でリリースしているビルドについては、ServiceDesk Plusリリース情報をご覧ください。

 

ユーザーへの影響

特定のファイルのイメージURLを含むメールを、ServiceDesk Plusで設定されたメールアドレスにメール送信することにより、攻撃者がServiceDesk Plusがインストールされているサーバー上のローカルファイルをダウンロードすることが可能になります。特定のファイルがイメージURLで指定した場所に存在する場合に、技術担当者がチケットに応答する際、またはチケットに対する通知がトリガーされる際、チケットの会話に添付ファイルとして追加されます。

 

脆弱性の影響を確認する方法

使用中のビルド番号がビルド13005以下であるかを確認します。

ビルドの確認方法は、ご利用中のビルド番号の確認方法についてをご覧ください。

 

対処方法

本脆弱性に対応したビルド13008へアップグレードしてください。

アップグレード手順については、日本語版最新ビルドへのアップグレードの流れについてをご覧ください。