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サーバーにPythonをセットアップする方法


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本記事はServiceDesk PlusサーバーでPythonスクリプトを実行するための設定方法を説明しています。

  1.  まず始めに、アプリケーションサーバー上にPythonをインストールします(こちらの外部サイトからダウンロード可能です)。
    ※バージョン3.4.1以上であればどのバージョンでも問題なく動作します。
  2. セットアップを実行し、画面上の指示に従ってPythonのインストールを完了します。
    インストール先はセットアップ中に指定可能ですが、アクセスしやすいパスにすることをお勧めします。
  3. インストールが完了後、「ファイル名を指定して実行」またはコマンドプロンプトへ
    「Python」または「Py」と入力することで、Pythonインタプリタへアクセスできるようになります。
  4. スクリプトの多くは、APIコールを行ってさまざまなアクションを実行/処理するために「requests」と呼ばれる Python ライブラリを使用します。
    これはデフォルトのPythonパッケージにはバンドルされていないため、個別にインストールする必要があります。
    管理者権限でコマンドプロンプトを開き、「py -m pip install requests」コマンドを実行すると、requestsモジュールがインストールされます。

    リクエストモジュールの詳細については、こちらをご覧ください。
  5. xlsのインプットを読み取るスクリプトの多くは、さまざまなアクションを実行/処理するために「xlrd」と呼ばれるPythonライブラリを使用します。
    同様にデフォルトのPythonパッケージにはバンドルされていないため、個別にインストールする必要があります。
    管理者権限でコマンドプロンプトを開き、「py -m pip install xlrd」コマンドを実行すると、xlrd モジュールがインストールされます。

    xlrdモジュールの詳細については、こちらをご覧ください。