エージェントスキャンについて(Windowsのみ)
作成日:2013年2月6日 | 更新日:2022年11月17日
バージョン11.2以前の仕様となります。バージョン11.3以降の資産管理については「資産管理における仕様変更」をご覧ください。
【エージェントのインストールにおける注意事項】
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エージェントは、[管理]タブ→[ディスカバリ]→[Windowsエージェント設定]→[エージェントのダウンロード]リンクよりダウンロード可能です。
- エージェントのインストールに利用/エージェントスキャンに利用するTCPポート番号についてはこちらをご参照ください。
- エージェントインストール後、コントロールパネルからエージェントをアンインストールしても、レジストリからエージェントIDは削除されません(仕様)。
再インストールしてもエージェントIDは変わりません。
【エージェントスキャンの仕様】
<スキャンのタイミング>
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クライアントPCでの自動的なエージェントスキャンの実施は、「システム起動時」のみです。 [管理]タブ→[ディスカバリ]→[Windowsエージェント設定]→[構成]リンク→[システム起動時にスキャン]オプションを有効にしてください。
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エージェントスキャンを個別に実施する場合は、ServiceDesk Plus の[資産]タブ→[ワークステーション]のスキャンを実施するワークステーション の詳細ページより[すぐにスキャン]ボタンをクリックすることで実行が可能です。(対象クライアントマシンに、エージェントが既にインストールされている必要があります)
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エージェントをインストールしたクライアントPCごとに、エージェントによるスキャン日時を設定することはできません。
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[管理]タブ→[スキャン設定]においてスケジュールスキャンを有効にしており、スケジュールスキャン対象のマシンにエージェントがインストールされている場合は、 差分スキャンが実行されます。
<スキャン実行時のデータ転送量(目安)>
* スキャンデータ量に応じてサイズは異なります。目安としてご参照ください。
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エージェントレススキャンの場合:30-40KB / ワークステーション
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エージェントスキャン(エージェントによる「システム起動時のスキャン」 or 「すぐにスキャン」) :20-40KB / ワークステーション
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スケジュールスキャン(エージェント実装済み、データ転送のみ) :1-3KB / ワークステーション
【その他】
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エージェントスキャンは、Windowsのみ対応しています
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エージェントスキャンで生成された差分ファイルを個別に転送したい場合のみ、 下記のコマンドを実行することでデータ転送が可能です。
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コマンドプロンプトから下記のディレクトリに移動*デフォルトの場合
C:\Program Files\ManageEngine\AssetExplorer\bin
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下記を実行cmd>aeagent.exe POST_DATA_QUIT
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ServiceDesk Plusで推奨する管理ノード数は、10,000台です。パフォーマンスの低下を防ぐためにも、 10,000台以上の機器をスキャンする場合は、ServiceDesk Plus の分散型スキャン (拠点ごとに当社の資産管理ツールであるAsset Explorerのリモートサーバをインストールして、 拠点ごとにスキャン)をご利用ください。
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スキャンデータをServiceDesk Plus サーバーに送信するために、ServiceDesk Plus のWebサーバーポート番号(デフォルトは8080)を利用します。 各エージェントスキャンを実行するマシンが、ServiceDesk Plus インストールサーバに、 上記のポートに接続できるようご設定ください
【スキャンに失敗する場合の確認項目】
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当該クライアントマシンのファイアーウォールにおいて、エージェントスキャンに設定した
ポート番号が開放されているか
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また、ファイアーウォールのその他設定によって、ServiceDesk Plus サーバーから
エージェントへの接続がブロックされていないか
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クライアントマシンにおいて、エージェントが起動しているか
(Windows サービス(services.msc)より、「ManageEngine AssetExplorer Agent」が 起動しているか確認ください)
上記ご確認後も、引き続きエージェントスキャンに失敗する場合は、下記の情報を当社保守サポートまで送付ください。
1. 現象を再現(スキャンを実行)後、ServiceDesk Plus の[コミュニティ]タブ→[サポートファイル]をクリックして、
サポートファイルをダウンロード
(エージェントスキャンに失敗するマシンのIPアドレスも合わせてお知らせください)
2. エージェントをインストールしているクライアントマシンのエージェントインストールディレクトリにおける「log」フォルダ
[エージェントインストールディレクトリ]\log
(例:C:\Program Files\ManageEngine\AssetExplorer\log)