ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

メール受信をDBから停止する方法


メール受信が有効になっているバックアップファイルを別環境(検証環境など)のServiceDesk Plusにリストアして、ServiceDesk Plus を起動すると、ServiceDesk Plusは自動的にメールを受信します。ServiceDesk Plus を起動する前に、メール受信を停止する場合は、次のクエリを実行してください。

 

【注意】

データベースへの「Update」、「Delete」などのクエリの実行はお客様責任にて行っていただいておりますので、ご了承ください。

 

【手順】

1. アプリケーションが停止した状態で、データベースのみ起動します。

1) ServiceDesk Plus インストールサーバからコマンドプロンプトを開き、次のディレクトリに移動します。

[ServiceDeskホーム]bin

2) 次のbat/shファイルを実行します。

<Windows>

cmd>startDB.bat 

<Linux>

# sh startDB.sh

 

データベースがPostgreSQLの場合は、引数としてポート番号(初期設定: 65432)を指定してください。

例)
cmd> startDB.bat 65432

 

3) データベースに接続します。

[各種データベースへの接続手順]

 

* 下記の4)-7)は、検証環境に応じて必要なクエリのみ実行してください。

* メール受信のみを停止する場合は、7)のクエリを実行してください。

 

4) 次のクエリを実行します。⇒送信メールサーバ名を「ALPHA」に変更します。

update outgoingmailserver set HOSTNAME = 'ALPHA';

 

5) 次のクエリを実行します。⇒送信メールサーバ名(代替)を「BETA」に変更します。

update outgoingmailserver set ALTERNATEHOSTNAME = 'BETA';

 

6) 次のクエリを実行します。⇒受信メールサーバ名を「ALPHA1」に変更します。

update incomingmailserver set HOSTNAME = 'ALPHA1';

 

7) メール受信スケジュールを停止するために次のクエリを実行します。

select schedule_id, schedule_name from schedule where schedule_name='MailFetchingSchedule';

実行結果からメール取得のスケジュールID(schedule_id)を確認して、次の更新クエリを実行します。

update task_input set operational_status=4 where schedule_id=クエリ結果のschedule_id;

 

例)

クエリ結果が、100の場合は次になります。
update task_input set operational_status=4 where schedule_id=100;

 

8) データベースからログアウトします。

9) データベースを停止します。

 <Windows>

cmd>stopDB.bat 

<Linux>

# sh stopDB.sh

 

10) アプリケーションを起動します。