ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

変更管理の承認フローについて教えてください


[ 対応リリース ] 7.0以降 (Enterprise Edition)

ServiceDesk Plusの変更管理には2つステータスがあります。1つは「ステータス」、もう1つは「承認ステータス」です。
該当箇所は添付ファイルをご参照ください。「ステータス」内の「Approval」から「Approved」への変更は全て手動です。
ですが、「承認ステータス」は変更マネジャーによって変更が承認されると、自動で「Approved」に変更されます。つまり、以下のワークフローとなります。

1. RFCを作成
2. CABを選定し、[CABにメールで変更の確認依頼]ボタンをクリックして、変更の確認を依頼

** このとき、CABが「確認済み」としてもそれは承認されたことにはなりません。
** 変更を承認できるのは、「変更マネジャー」の権限をもつユーザのみです。

3. 変更マネジャーの権限をもつユーザが自分のログインアカウントでSDPにログイン
4. 該当する変更の「承認」タブを開くと、承認の有無を選択するフィールドが表示される
5. そこで、承認ボタンをクリック
6. 承認ステータスが自動的に「Approved」に変更される (「ステータス」は自動変更しません。)

** 変更タイプが「Standard」の場合は、承認マネジャーの承認は必要ありません。「Standard」を選択した時点で、自動的に「承認ステータス」は「Approved」になります。

まとめると、
・「ステータス」内の「Arroval, Approved」は実際の承認を必ずしも示すものではありません。
(「ステータス」は、変更が現在どの段階なのかを示すためのもので、承認プロセスと連動はしていません)
・承認は「変更マネジャー」によってのみ可能です(変更タイプがStandardの場合を除く)。

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承認マネジャーの権限を割当てるには、
1.「管理」タブをクリック
2. 「技術担当者」をクリック
3. 変更マネジャーの権限を与えたい技術担当者名をクリック(未登録の場合は「新規技術担当者の追加」リンクをクリックして、ユーザ情報を入力)
4. 「ログイン情報」ブロックにある「技術担当者のログインを有効にする」をチェック
5. 「役割の割当て」フィールドが表示される
6. 「利用可能な役割」リストから「SDChangeManager」を選択し、>>ボタンを押して右のリストに移動させる。
7. 保存

上記のプロセスで特定のユーザに変更マネジャーの権限を付与することができます。
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[参照ファイル]

「ステータス」と「承認ステータス」 承認マネジャー「承認」画面