ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

脆弱性(CVE-2022-47966)について


本ナレッジは「Security advisory for remote code execution vulnerability in multiple ManageEngine products」をもとに作成しています。

概要

サードパーティーアプリケーションのApache Santuarioにより、認証されていない悪意ある第三者のリモートコード実行の脆弱性が確認されました。

重要度

緊急(Critical)と評価しています。

影響を受けるビルド

日本国内向けにリリースしているServiceDesk Plusでは、ビルド13010以下すべてのビルドが対象です。

日本でリリースしているビルドについては、ServiceDesk Plusリリース情報をご覧ください。

ユーザーへの影響

SSO(シングルサインオン)を有効化している場合に、認証されていない悪意ある第三者が、リモートでコードを実行できる脆弱性があります。

過去に一度でもSSOを有効化したことがある場合、現在の使用状況に関わらず、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

脆弱性の影響を確認する方法

現在使用中のServiceDesk Plusがビルド13010以下かどうかを確認します。

ビルド番号の確認方法について、詳細は「ご利用中のビルド番号の確認方法について」をご覧ください。

対処方法

日本語版最新ビルドへのアップグレードの流れ」を参照し、
本脆弱性に対応した、日本国内向けのビルド14006以降へアップグレードしてください。

ServiceDesk Plusビルド14006以外での本脆弱性に対応したパッチファイルは、
デフォルトの機能/仕様などに影響を及ぼす可能性があるため、提供できかねております。予めご容赦ください。