ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

脆弱性(CVE-2023-29443)について


本ナレッジは「XXE vulnerability in the Reports integration」をもとに作成しています。

詳細

SDAdminの役割を持つ攻撃者が、API連携によるレポート機能を使用して、不正なXMLを含むレスポンスを返すように構成することで、XML外部エンティティ攻撃(XXE攻撃)を引き起こすことができる脆弱性が確認されました。

影響を受けるビルド

日本国内向けにリリースしているビルドのうち、ビルド「14104」以下すべてが影響を受けます。

日本でリリースしているビルドについては、「ServiceDesk Plusリリース情報」をご覧ください。

ビルド番号の確認方法について、詳細は「ご利用中のビルド番号の確認方法について」をご覧ください。

ユーザーへの影響

SDAdminの役割を持つ攻撃者が、XXE攻撃を実行し、システムファイルにアクセスできる場合があります。

対処方法

本脆弱性を修正した日本国内向けのビルド「14201」へのアップグレードをお願いいたします。

アップグレード手順については、詳細は「日本語版最新ビルドへのアップグレードの流れについて」をご覧ください。

アップグレードではなくパッチを適用することで、本脆弱性を回避できる場合がございます。
対応可否につきましては弊社にて確認させていただきますので、「技術サポート」までお問い合わせください。