ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

Trimmed バックアップ(データベースのみのバックアップ)の実行手順


ServiceDesk Plus のバックアップは通常はフルバックアップです(添付ファイル+データベース)。
添付ファイルをバックアップ対象から外す場合は、次の手順をご参照ください。

1. ServiceDesk Plus をインストールしているサーバから、コマンドプロンプトを開きます。
2. 次のディレクトリに移動します。

[ServiceDeskホーム]\bin

3. 次のバッチファイルを実行します。

-- フルバックアップの場合
cmd>backUpData.bat (or sh backUpData.sh)

-- Trimmed バックアップの場合
cmd>backUpData.bat --trimmed (or sh backUpData.sh --trimmed)

4. バックアップが完了すると、次のディレクトリにバックアップファイルが作成されます。

-- フルバックアップの場合
[ServiceDeskホーム]\backup\backup_postgres_9118_fullbackup_07_19_2016_13_44.data
この配下に以下の2ファイルが含まれます。
"backup_postgres_9118_fullbackup_07_19_2016_13_44_part1.data"
"backup_postgres_9118_fullbackup_07_19_2016_13_44_part2.data"

-- Trimmed バックアップの場合
[ServiceDeskホーム]\backup\backup_postgres_8206_database_06_18_2013_15_50.data
この配下に以下の1ファイルが含まれます。
"backup_postgres_9118_fullbackup_07_19_2016_13_44_part1.data"

【補足事項】
* 「管理」タブ -> 「テーマ色」にて、アプリケーションの背景色やフォント色を変更している場合、
当該設定情報は、Trimmed バックアップの対象にはなりません。
背景色などの設定情報もバックアップする必要がある場合は、
フルバックアップを実行してください。設定ファイルは、次のディレクトリにあります。
[ServiceDeskホーム]\custom\i18n\ApplicationResources.properties

* Trimmedバックアップには、次の添付ファイル関連のフォルダは含まれません。
必要な場合は、当該フォルダをコピー、別ディレクトリに退避させるなどして
ご対応ください。フルバックアップには、下記のフォルダも含まれます。

【Trimmedバックアップ対象外】
[SDPホーム]/archive
[SDPホーム]/fileattachments
[SDPホーム]/custom
[SDPホーム]/inlineimages
[SDPホーム]/zreports

* ServiceDesk Plus 9.0 から、バックアップ処理の仕様が一部変更されています。
詳細は次のナレッジページを参照ください。

<バックアップファイルの分割>
https://www.manageengine.jp/support/kb/ServiceDesk_Plus/?p=1483